通常、殺人が起こると犯人は「人」と考える。主人公の刑事が担当した殺人事件も、ちょっと変わったいたが、犯人はヒトだと思っていた。ところが現場にやって来た変わり者の警視は、あの神話が介在する事件だと…続きを読む
ダブルバウンドとは、ある人がメッセージとメタメッセージが矛盾するコミュニケーション状況におかれることをいう。この推理小説はまさにイメージのその通りだ。人間による表のメッセージの裏にはメタな神話…続きを読む
クトゥルフのゲームであれ、trpgであれ、主人公以外の警察が無能や無知に描かれることが多いでしょう。この作品の警察には狂人が潜んでいて、かなり面白いです
警視がとにかく人の話を聞かない自由人なのに、ちゃんと事件は解決して、その上でもう一つの事件……と言うか、警視の本業に入って行くという展開なんですが、久遠君の苦労がなんか、笑えて来ました。気が付くと二…続きを読む
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