設定を刷新され、我らが美央ちゃんが帰ってきました。リブート版として紡がれる新たな物語に期待です。相変わらず「怪獣型ロボが織りなす暴力的なダイナミズム」は健在で、謎の敵イジンを蹴散らします。作者の怪獣映画や特撮、そしてロボへのこだわりが散りばめられた素敵な作品ですね。必見です!
私の中の中学生が叫んでおります。序盤から戦闘につぐ戦闘、ばらまかれていく謎、縦横無尽に暴れまわる怪獣とロボット、とにかく怒涛の勢いで物語が進みます。戦闘描写も視覚的でわかりやすく、文章のリズムも読みやすくて、ロボット小説初心者でもグイグイ引き込まれました。最新7話目でのレビューですが、ぜひ今から読むことをお勧めします。きっと胸のあたりに戦いの炎がともるはず。
戦いの様子も、ロボットの仕組みも、描写が緻密で臨場感があり引き込まれます。だからこそ敵の未確認巨大生物の恐ろしさも、それを圧倒する主人公と愛機・神牙の強さもひしひしと伝わってきます。巨大生物から人々を守る防衛軍防衛軍とは別に巨大生物と戦う主人公共通の脅威に立ち向かいながらも立場を異にする人々が紡ぐドラマも要注目です。
自己進化する巨大生命体。そしてそれと生存競争を強いられる人類の戦いを描くSFロボットアクションです。 シン・ゴジラに影響を受けた演出によりリブート前に比べて多面的に物語を見ることができるので、より期待を持たせる話運びが持ち味じゃないでしょうか。 元々チェックしていた方は勿論のこと、初めて知ったよという方、中でも特にシンゴジが好きという方には特にオススメさせていただきます。