スロースタートからの大波

最初こそは、数百年の眠りから覚めた若君のジェネレーションギャップと、強いけど弱点だらけの二律背反を日常で楽しむだけだったんですが。
物語が動き出すと、いろいろと面白さがガツンと押し寄せてきます。
読み進めて行くたびに大波にさらわれる感じで、気がつけば綺麗なエンドが待ってたという、そんな大器晩成型の作品でした。

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