キャラが立っていて面白い作品。ちょっと人間的に黒い部分もあるけれど、全体的に明るく幸せなストーリーですね(?)
エピソードの描写の素晴らしさに、自分の学生時代を懐かしく思い出しました。完璧ではない者同士の関係というのがいいですね。馴れ初めのシーン、自分の得意なことに関しての彼女の態度なんてとてもコミカルで、すごくよく書けてる!と感心しました。そして後半。とても面白かったです。
それを疑ってはいけないし、考えたり、想像してもいけない。 「作る」男と「片付ける」女が、互いに欠けたパズルのピースを持ち寄って、ぴったり当てはまったピース――平和な物語。 知らない方が、幸せな物語だって、ある。 萌えないゴミには、いつだってビンカンでいたいと思った。