書籍化経験者のエッセイ
カクヨムには書籍化を経験した人が何人もいらっしゃって、その経緯をエッセイで残している人もいらっしゃいます。
書籍化されるまでの経緯を描いた比較的精神的に軽いエッセイもありますが、今回取り上げるのは、一度作家生活を経験をした後にそこから離れたと言う方のエッセイの紹介です。
それが最近公開されたこちら
鬱持ち底辺web作家が、書籍化から打ち切りになるまで
https://kakuyomu.jp/works/16817139556557161303
著者のぽみーさんは、書いてみたら人気になってトントン拍子に書籍化された方のようです。そこからが辛い日々だったみたいですね。
たまにあっさり書籍化に辿り着ける人っています。初めてちゃんと書いた小説が書籍化された如月芳美さんみたいに。きっと前世で積んだ徳が違うのですよ……。
タイトルが『書籍化から打ち切りになるまで』とあるように、書籍化されるまでの経緯はあっさりしたものです。そこから打ち切りになった経緯もしっかり自己分析なされています。書籍化を目指す人は、このエッセイを読む事で色々と参考になる事も多いのではないでしょうか。
ぽみーさんの場合は、周りの人がいい人だったのでうまく気持ちを切り替えられました。フォローしてくれる人って大事だなと言うのが超簡単な感想ですね。
で、私は以前にもラノベ作家経験者のエッセイを読んでいた事を思い出しました。
とある作家の創作戦訓
https://kakuyomu.jp/works/1177354054882441730
このエッセイの著者のながやんさんも一時はラノベ作家で数冊の本を出版したものの、惜しくも後が続かなかった方です。現実の厳しさを思い知らされますね。
月に三桁の新刊ラノベが発行されている現在(※執筆時)、その中から生き残るのは並大抵の事ではありません。書籍化がゴールだと思って夢見ている人は、その先の現実を見る事で覚悟を決めて欲しいと思います。
書籍化してからの方がしんどいってまるで結婚みたいですね。世の中って夢が叶った後の方が大変な事って割と多いのかも。憧れの学校、憧れの仕事、憧れの人との交流、恋愛だっていつも順風満々とは言えませんよね。
いやはや、世の中は試練の連続で成り立っておりますなあ。
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