東南アジアにはいままで興味なかったですが、転職してバンコクキッドになろうかな……と思わされました。今後のご活躍をお祈りしてます
日本人を格安で就労させるためにバンコクにコールセンターを設置するという現実に驚かされたが、そんなものは序の口だった。 途上国の裏の顔と、これにまつわる筆者の経験は、ぬるま湯に浸り跳躍する力を失ったカエルのごときボクたち日本人の心に再び力を授けてくれる。
「日本」という国は本当に恵まれており、様々な選択肢(しかもローリスク)が存在する。主人公の辿った道筋もその一つで、我々の周りには本当にたくさんの可能性が広がっていることを気づかされる。
この話のフィクション、ノンフィクションの境が判らない。でも、同期数名は間違いなくモデルがいるはずですね。
まるで自分が経験してきたように情景が頭に浮かんできます。文章がとても読みやすく、誰でも楽しめる作品となっています。読む前は、どんなものか、と思っていましたが、一度読んでみたら、まだかまだかと続きが気になってしまい、毎日のようにページを開き、更新を楽しみにしております。
これからに期待が持てる☆
著者は「才能がない」と謙遜しつつ様々な経験をして得た洞察力・適応力は相当なもの。様々な事情で異国に辿りついた個性豊かなバンコクキッド達の着地点を見たいので「バンコクキッド」の完走を見届けたいと思います…小生、トムさんにならない様、今日から痩せます。
筆者のエッセイに登場するバンコクコールセンターに半年ほど勤務していたことがあります。研修のシーンから非常にリアルに描写されていたため、昔を懐かしみながら楽しく読ませていただきました。バンコクキッドの続編の予定はありますか?期待して待ってます。