ドクに夢を託された光子郎君とその相棒、鉄也君。
彼らの夢――それは『人型ロボットを作る事』! ただその夢を実現するには、資金や現実的な欠陥など冷めた現実が待ち受ける。
それでも彼らはやめない。何故ならロボットはロマンであるからだ! そう、ロボットはロマンで出来ている。そのロマンがあればロボットを作る事だって出来るはず(意味不明)!
どんな苦難が待ち受けようとも、彼らは夢に向かって走っていく! それがドクとの約束だから。それが彼らの思い出作りとなるから!
戦争をおっぱじめるリアルロボット物もいい、悪に立ち向かうスーパーロボット物も更にいい。この錆ロボは二つの要素とは異なるも、熱い何かを目覚めさせる!
この二人の夢、しっかりと見届けよ!
ラーメンのお供はやっぱりご飯。僕もラーメンとご飯を一緒に食べる。最高!
というのは置いておいておいて、短編の方から来ましたが素晴らしい!やっぱり人型ロボットとはロマンですよ。今はちょっと残念な彼らですが人型ロボットを否定するプロの技術者、我島ドミニカに勝負を挑んでしまった!あと35日で彼らはロマンを体現できるのか!!!?
明るい彼ら二人組、時々挟まれるアニメや様々な商品をもじった小ネタ、ドグについての伏線など読んでいて楽しみな要素がいっぱい!続きを熱望させられる一作でございますよ、皆さん!!!!
(そういえば、光子郎君、意外と天然バカだったなぁww)
掌編「錆色ロボット」から生まれた物語が今、走り出します。人は何故、人の姿を模したロボットを作りたがるのでしょう。何故、人型ロボットは人を惹きつけるのでしょう? 論理と合理では割り切れぬなにかが存在して、この物語はそこへ向かっています。
勿論、ロボットアニメが大好きな人間が見ると、心をくすぐられるパロディやオマージュの数々が待っています。小気味よく弾んでゆく少年少女の青春に、思わず★をサービス、サービスゥ♪(やばい、歳がバレる…!)
因みに拝見して「やはりロボット好きにとってラーメンはソウルフードなんですね、アキト!」と、自分が長年抱いていた理論が実証される瞬間を目撃して感動したことは秘密にしておきますね。