星が降る、落ちる、砕ける、最期までいのちを抱いてひかる葦舟

タイトルの美しさに惹かれて、読み始めました。

あと六十年で、必ず地球が滅亡するとわかっていたら。
子供を欲しいと思うだろうか?
将来なりたい職業を、夢見ることができる?
未来に「希望」は、あるのだろうか?

「終わり」が約束された世界で、それでも、ほんの少し先へ進むために、人々は生きます。
ラストシーンは圧巻です。

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