結構前(「水からの伝言」が流行っていた頃?)に書かれた作品ではないかと思うのですが、今でも廃れていないテーマなんですよね、掛け算順序問題。知らない人も結構いるようですが、これ本当にある話で大問題なんですよ。その内容が分かりやすく解説されていますし、落語らしいオチも付いているので星3つです。
掛け算に、そんな法則があったのかと恥ずかしながら関心して読んでおりました。 数字や法則から見えて来る重箱の隅をつついて、まくし立てるセリフが軽妙で、オチまでストンと読めました。
飛行機に乗ると機内チャンネルは落語の寄席と決まっている年寄りみたいな私。小説でも楽しめるなんて有難い事です。
面白かったです。落語としてしっかり落ちが用意されていますし、内容もただの掛け算ではなく、現代の教育の問題点について書かれており、考えさせられました。カクヨム新ジャンル、“落語”の創設も見えてき…続きを読む
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