ツイッターのフォロワーさんからもたらされた「フリースタイルダンジョン」なるワード。
それを見た著者さんは首を傾げながらも盛り上がってるらしいってことで確認してみて……ハマっていくんです、韻を踏み踏みディスりディスられを繰り広げるラップバトルの世界へ!
すごいなと思うのは、著者さんがちゃんとドラマの主人公になってることなんです。
素人な著者さんが何気なく足を踏み入れたヒップホップの世界。そこで受けた衝撃や感動、解説が、ごく自然に読者の目に入ってくる。
言い換えれば読者目線で語られるんです。そしてまた心情描写がていねい! しっかり感情移入させてくれるところもまたすごい。
エッセイは「こんな見かた、感じかたがあるのか」を楽しむものが多いですが、こちらは物語さながら「著者さん=読者さん」っていう投影を楽しませてくれるのがなによりの魅力ですね。
ラッパーの方はもちろんですが、それ以上にヒップホップへご興味のない方におすすめさせていただきたく思います!
(スタイリッシュにフルスイング!尖ってるドラマ4選/文=髙橋 剛)
言いたいことを韻を踏んでズバッと言い切るかっこよさ、爽快感そして当意即妙の冴え。それに惹かれてずるずると…つらつらと。 ここまでラップについて考証して丁寧な言葉にされているのはすごいなあと。
ラップは韻を踏んでナンボっていうことで、それって韻を踏む文化、つまり漢詩ひいては和歌に繋がってるし、本歌取りめいたラップの技法なんかもあったりでワオワオ!日本文化もラップじゃね?みたいなことを考えながら読んでいます。
作者がこれからどのような感受性の翼でどのような道筋をたどり、作者も読者も手探り状態でラップの奥深さ、魅力に触れ、発見しどこにたどり着くのか。すごく楽しみです。
フリースタイルダンジョンはAbemaTVで放送を行っており
月 火 水 木 金 曜日の12時と26時に通常放送、18時に過去のフリースタイルバトルの再放送を行っています。
課金や会員登録は不要で、あなたがお持ちのPCや携帯端末のアプリから気軽に視聴できます。
フリースタイルダンジョンを広告することはこのエッセイを広告することに繋がると信じ、こんなとんでもないひとこと紹介をさせていただきました。
自論を展開し過ぎて作者さんと話が被ってしまうのもどうかと思うので一つ言える事は
「フリースタイルダンジョンはアツい」
それだけです。一人の人間がここまでハマる何かがフリースタイルダンジョンにはあります。
Twitterで応援するのも楽しいんですよこれがまた。