なるほど納得。でも、本当にそれでいいのか?

  • ★★ Very Good!!

確かに、web小説はwebコンテンツという形を取ってる以上、純粋な小説、ラノベとは違うものですね。納得です。

毎日のお題。これは読み手も楽しめるし、書き手のスキルアップにもなります。ぜひ運営は検討してほしいですね。

ただ、読まれるために、読み手の要求するものを書き続けるのは如何なものかと。

webコンテンツである以上、仕方ないし、ましてプロの書き手で、それが収入源となれば確実に稼げる、読まれる作品を作らなきゃいけない。

でも、皆が皆そこに行き着いて、同じような題名、キャッチコピー、展開があふれるコンテンツ。

そこに将来は有るのでしょうか?

そこは書き手の腕かも知れませんが、最終的には、アイデアが出尽くして『似て』きます。

もちろん、そうなって、コンテンツが廃らないようにするのが運営の仕事ですが、
『安直に』
『テンプレ化された』
『歯触りのいいコンテンツ』
を貪り喰らう読み手、そこに、
『妥協して』
『安牌な』
『ただの供給者』
となる書き手、双方の『意識の変化』が必要ではないでしょうか?

そもそも、
『web小説を読むことが日課』
と、
『新聞を読むことが日課』
では、コンテンツのジャンルが違い過ぎて、引き合いにならないかと。
新聞はあくまで『情報』であって、web小説は『娯楽』です。
新聞は、『新しいニュースを得るために読んで』、日課と化して行きますが、web小説は、日々『新しい娯楽が提供される』から日課となります。
前提、過程が違います。
そして、『娯楽』はあくまで『娯楽』。
面白くなければ、真っ先に切り捨てられます。

生き残るためには、常に面白くなければいけません。
『娯楽』において、『安定は停滞と同義』であり、その先は『衰退』です。
変化を求めなければ、新しい流行も、進化もありません。
書き手から、読み手への安易な迎合。
これだけは、絶対に避けるべきだと思います。

web小説は、webコンテンツであっても、
『その中身は小説』で、
書き手は常に
『創作者』
であると思うし、そうあるべきだと思います。

読み手は『常に変化を求め』、
書き手は『常に変化を提供』し続ける。
それが、リアルタイムで進行していく。

これが、web小説のあるべき姿だと、自分は思います。

長文、失礼しました。

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