はじめて読んだときは、泣いてしまった…

私が求めていたことが書かれていた。

まさに、どんな書籍にも書かれていない偽物ではない生の体験だと感じました。

一歩一歩逃げずに、人生経験を積み重ねるしか、成熟する道はないのだ、と。
自分の人生から逃げているうちは、どんなに歳を積み重ねてもまだ未成熟な、もとい未性熟な子どもである、と。
その道の中で、性に向き合うことは不可欠だ、と私の文脈において深く浸透し、感化されました。

同時に、本当の意味で成熟した大人など、肩書やネームを剥いで生身になってしまえば、現代社会ではほとんどいないという社会の裏の悲しみも…

だからこそ、著者の言うように「社会を良くするには自分のベストを尽くし、公私を含めて周りの人を助けることが大切だ」という事実を真正面から受け止めて、他人の人生に踏み込むことなく、ただ一歩一歩前に進むしかない、自分の未成熟さと向き合うしかないってことも…

むしろそれが本当のやさしさだとしたら、あまりにも人によりかかり、あまりにも人を無意識に傷つける、未成熟で、ある種暴力的な社会であり個人個人だ…


逆にこれをフィクションとして加工して、売り出しても売れると思いますがw
むしろ漫画にしてほしい。ほんとうに。
若い人たちに届く形にして、広く知られてほしい。



久しぶりに読み直したら更新されていたので、まだ続くと思うと嬉しくなりました。
心から応援すると同時に、このような生々しい体験談をシェアして下さり、感謝いたします。

世の中には、表に出ていないだけで、人の数だけ人間ドラマがあることを、こうした無名の方の"物語り"から、感じることができる。明日を生きる糧になります。
ありがとうございます。

ああ…明治以前の日本では、こうした生の体験談が、酒の席で語り継がれていたのだろうか、、


個人的には、直接お会いしてお話を伺いたいくらいですが、そういう媒体でもないですし、陰ながらセックスマスターとして尊敬しておりますw

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