生まれくる悪夢(w)リレー小説③
ハルにゃ
人間は害悪。はっきりわかんだね。
グリザイアを書き続けること5年。ついにひとつの絵に変化が現れた。絵が動き出したのである。
「ハルにゃともうします。以後よろしくです。」
そういってソレはやって来た。
はじめは友好的に接して来ていたのだがどうも様子がおかしいことにまよなかちわわは気がつく。絵の中に書いた覚えのない物が増えているのだ。その黒いドロドロとした物体をじっと見つめているとごぷりという音と共に泥のような物が這い出て来た。
ソレは部屋中に広がり始めた。あわてて外に駆け出したまよなかちわわ。そのまま管制室に駆け込むと絵の有った部屋の監視用サーチャーを覗き込む。
するとそこに黒は居なく、元の部屋に戻っていたのだった。乗組員と先程の部屋のドアを開けたまよなかちわわは気がついた。絵の中のハルにゃが居なくなっていたのである。
____私は外にとんでもないモノを放してしまったのかもしれない。
まよなかちわわの胸を一抹の不安が駆け抜けた。
生まれくる悪夢(w)リレー小説③ ハルにゃ @eden-s-berry
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