小説という形で、鬱とは何かを体験する作品。 心の病に対してあまり知識がない方なら必見です! 鬱病の方がどう見えているのか、どう見られているように感じるのか、何となく分かってもらえると思います。
目標:読まれる小細工をしない 雑誌の編集者を目指していたけど諦め、通勤電車の中で小説を書くしがないサラリーマン。 火曜水曜は仕事が休みなので家事育児で…
うつ病の辛さが丁寧に描かれており、感心しました。私も同じような病気を抱えています。久しぶりに仕事の恐怖を思い出しました。多くの人に知ってもらいたいと思います。
ひどい職場にいたこともあれば身内に臨床心理士がいることもあって、身につまされることこの上ないです。実態を知らない人にはぜひ読んでほしい。
「すぐに死なない病気なら、健康と同じじゃね?」電車中での学生の何気ない会話に、ふっと気が楽になったことを思い出した。
実話を元に書かれた物語。本文を読んでいる時は憂鬱になるが、誰もが決して逃げてはならない現実の一端だと思う。文末からは、作者の取材が綴られており、そこから作品の重みを感じた。
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