ロード出来ないからこそ、セーブデータが光り輝くのです。

人生にやり直しは効きませんが、思い出を懐かしむ事は出来ます。
そんな当たり前な事ですが、それを作者様は気持ちがこもった文章で表現されています。
誰にでもある幼く、生産に何ら寄与しておらず、無知で無学で無鉄砲、殆ど勢いだけで持論を展開し、ぶつかり、時には反発する様な時代、確かにありました。誰にでもあったのではないでしょうか。

未熟ながらも光り輝いていた時代。誰もが最も輝いていた時代。
そんな時代が私にもあったのだと、気付かせてくれる作品でした。有難う御座いました。