テーマの名称を一言で当てはめてしまうには勿体無いほどの作品でした。
細かく作り上げられた設定、頭の中でアニメを見ているような情景描写
そして、なにより作者様の性格が滲み出ている丁寧な心情描写に感銘を受けました。
作中に散りばめられた謎もしっかり回収されながらお話が進むので、
読みながら「ああ!こうして繋がるのか!」と納得しながら読み進める事が出来ました。
主人公、ヒロイン、天使のエルフィ、この三人の優しさの掛け合いが
とても微笑ましく温かい気持ちになりました。
かと思えばそれぞれに、心の中に一本芯が通っており
バトルシーンではその熱い思いがほとばしっていて圧巻でした。
まだまだ謎は残っておりますので2巻を読むのが楽しみです。
遅くなりましたが1巻完結おめでとうございます♪
天使のエルフィと共に戦う少女たち。
彼女たちはドラゴンとの戦闘に苦戦し、大ピンチ!……だったのだけど、彼女たちはいつの間にかドラゴン戦を逃れ、病院のベットの上で目を覚ます。
この出来事には、どうやら同級生の少年が関わっているらしいのだけど……
戦闘シーンの描写が巧み! 読んでいて「この戦闘シーン、アニメで観てみたい!」と思う箇所がいくつもありました!
登場人物の心理面もしっかり描かれていて、感情移入しながら読めます☆
とくに佳穂は感情豊かで、キュンキュンですよ!
隠れた見所は、少年のバイトしている喫茶店で佳穂がケーキを食べているシーンですね。
すごくミルクレープ食べたくなりました☆
主人公の雅騎くんは、その内平成ライダーにでも変身してしまいそうな格好良さ。いや、令和ライダーとすべきでしょうか。
そう思わされてしまうほど、主人公が見事に「ヒーロー」を演じています。
ですがこの作品はそれだけに留まりません。
なぜでしょう、ヒロインズの描写に強く目を奪われます。とにかくその内面が可愛らしく、またいじらしい。
かなり充実したラブコメ成分の高さです。
思わず頬を緩めてしまうような仕掛けがあちらこちらに見られ、その作者さまの思惑通り、悔しいことににやにとさせられてしまうのです。
物語の背景は未だ明かされてはいないのですが、その点も含め今後の展開が楽しみな、一粒で二度美味しい本作。
是非手に取ってみることをオススメします。
9話まで拝読。
いきなりプロローグから、激しい戦闘描写!
少女たちに課せられた使命も、迫り来る磁幻獣の存在意義も知らされぬまま、戦いは佳境を迎えます!
ボスクラスの怪物を相手に、果たして彼女たちの運命は!?
作者さま自身が書かれているように、熱く激しい戦闘シーンが描かれているかと思えば。
アッサリと場面は変わり、彼女たちの学園生活が!
そして、なんだか気恥ずかしい恋愛模様が!
様々な要素がこの物語には含まれて行くのでしょう。
そして、多くの伏線は物語が進むにつれて解明されていくことでしょう。
王道を謳われている以上、突飛な展開はないでしょうが、だからこそ安心して読んでいける。
そんな作品です。