蛮痴羅1・2・3 - PANCHIRA・TRILOGY -

作者 リトルデーモンJ

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★★★ Excellent!!!

さあ、これはまたパンチの効いた作品を読んでしまいました……
いや、決してパンツとパンチを掛けたダジャレとかではなく(自爆気味)。
ジャンル的には、ディストピア系アクション小説でしょうか? 

退廃的な近未来を支配する世界観は、「パンツを見られたら結婚しなくてはいけない未来」。
まあ、実はこの種のエロコメ的な設定だけなら、ラノベには他にも同系統のものが存在すると思うのですが、この作品は味付けに突き抜けたオリジナリティがあります。

何たって実際に読んでみると、想像以上にバイオレンスな展開で度肝を抜かれること間違いなし。
もうね、パンツを見たか見られたかで、やるかやられるかの過激なアクションがバンバン繰り広げられちゃうのです。しかも後半の展開なんか、無駄にスケールがデカい(褒め言葉)。
それがスピーディーなシーン転換と歯切れのいい文体で、次々に襲い掛かってくるんで、常識的に考えればあり得ないシーンの連続にも、もはやまったくツッコミが追い付きません。
そして、気付くと一人でゲラゲラ笑ってる自分が居ます。

とにかく型破りで、強烈なパワーに満ち溢れた作品でした。
個人的にこういうブッ飛んだセンスって大好きだし、貴重な気がするんで、是非評価されて欲しい一作です! 

★★ Very Good!!

 この作品に「その前にむりやりパンツを見たら痴漢だろ」というツッコミは通用しない。どう考えてもギャグなのに、平気でバンバン人が死ぬ。この作品に常識は通用しない。しかし、エロマンガを敵視して、メディア規制をした某作家の元都知事などには、私も怒り心頭です。そうか! これは民衆に対するメッセージだ! オタクたちよ、選挙に行こう! コンビニでエロマンガを立ち読みできる、素晴らしき世界を! 今こそ立ち上がれ!! 

★★★ Excellent!!!

「パンツを見られたら結婚」
そんなわけのわからん条例を阻止しようとして主人公の父は殺され、姉は公衆の面前で辱められて自殺してしまった。
シリアルである。でも、何か可笑しい。いや、いろんな意味でおかしくて抱腹絶倒である。
真面目なんだかギャグなんだか路線が定まらないところが、逆にこの作品の魅力なのだろう。
常識外れな逸品。