音速ミニおっさん

作者 大中辰弥

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★★ Very Good!!

大体のことはD坂ノボル氏のレビューと同じなので、付け加えることさしてないんですが、
村上春樹は胸の谷間に割り箸さして左右に揺らしたい、よりはもうちょっと格好いいこと言う気がしていて、だから、俺としてはこちらの文章の方が、「僕」の視点の方が落ち着く感じがするなぁと思いました(レビューと本作を批難しているのではなく、まずレビューは参考になりましたということと、この作品の文章は好きですということです)。

あとラストの展開における「僕」の素直さ、いい人だなぁこの人、というのが、大変好みでありました。

ぱっと読めるんで、さっと読んで次の飲み会の話のタネにでもしましょう。そういう話だと思います。

★★★ Excellent!!!

男女カップルの会話で成立した小品で、
地の文章がどこか村上春樹的なニヒルで都会的でスタイリッシュな文体なんですね。
でも舞台は居酒屋で、会話文が関西弁、っていう組み合わせになってて、そこに独特の味わいが出てておもしろい。
やりとりのテンポもよくて笑えますし、居酒屋で焼き鳥食べたくなるグルメ要素もあり、都市伝説で最後まで興味をひかれるし、
短い小説でコメディなのに一分の隙もない技巧が発揮されていると思いました。