番外短編 ―全員集合―
第6.5話 . よく晴れた夏の日に
鬱々とした梅雨も明け、本格的な夏が到来―――そんな末恐ろしい、凶器染みた陽射しとは無縁の、からりと過ごし易い日のこと。
「
大地の恋人である「
「はーい♡ みなさーん♡ はぐれないように、ちゃんとわたしの後ろについて来てね~♡ って、きゃぁ―――ッ♡ なんだかトレインごっこみたい~♡ 童心に還るわ~♡ あ、そうそう! わたしのことは『
うふふ♡ がはは♡ と、危険な香りをまき散らす―――
そうである! 重要なモブキャラを一匹・・・いや、一オネエ・・・いやいや、一人紹介するのを忘れていた。彼――彼女の名は―――
「はあ~い♡ わたし、『風見 シルフィール♡』。Bar・Silpheed―バー・シルフィード―のオーナーしてま~す♡ ぜひ遊びにきてね♡ サービスするわ~♡」
・・・・・・と、自主的に自己紹介を進んで賜りました彼――彼女は、本名を「
筋肉隆々、泣く子もボディービルダーも押し黙る、ガチムチ自慢のおネエさんだ。
今日は彼――彼女を含め、総勢十名のパーティ編成で、仲良し懇親会という名目の許、この珍道中ピクニックが催されたのである。
もちろん、こんなありがた迷――破天荒なアイディアを弾き出したのは、他でもない、マスターである。
「んだと―――ッ?!! 今なんつったッ! もっぺん言ってみろッ!! あ゛!?」
失言でした。ママですね。ママ。Bar・Silpheedのオーナーである、風ちゃんこと風見の鶴の一声から、今般の素晴らしい、ピクニック日和と相成りました。
そもそも今回のアイディアの発端は、綾人と桜庭が風見の店へと顔を出したことにより、持ち上がり盛り上がってしまったことなのだ。
では、その「発端」とは?―――内容は至ってシンプルで、風見が
自身のことを多くは語らない綾人を、常日頃より慮っていた風見は、ここぞとばかりに
そこで桜庭の口から上がったのが、桜庭と綾人、それに風見を抜かした七名、上記の愉快な仲間たちである。
自身のパーソナルスペースは、皆無に等しい綾人ではあるが、ことに友人と知人、知り合いと他人に対する壁と距離の取り方は、すこぶるシビアでもあるのだ。
雛歌は兄妹なのでカテゴライズには属さないが、綾人にとって「友人」というカテゴリーに属している者は、上記の者たちだけである。その他クラスの級友たちは、気の知れた他人、良くて知り合いという認識である。
今回、綾人のカテゴリー枠に新たに加わった、恋人という枠組み。その晴れやかで名誉ある座に君臨するのは、
彼は、嬉々としてそのことを、風見に報告した。それはもう、勝ち誇ったように堂々と。綾人はその隣で、風見に対し得意げに話す、愛しい恋人を見守りながら、時折り恋人の可愛い科白に「うん、そうだよ♡ 僕のモノだよ♡ 大好き葉月♡」などと、相槌を打つのであった。
それを聞いた風見は、大層感激し、大号泣の雨あられであった。
その溢れんばかりの、己の気持ちを表現するために、風見は不朽の名作である「風と共に去りぬ」の「ヴィヴィ〇ン・リー」になりきっていたそう・・・・・・なのだが、残念なことに誰がどう
「やっだ~ その人もうお亡くなりになってるじゃない~ 故人に例えないでほしいわ~ ほんと失礼しちゃ~う! ―――ッて、何だと―――ッ!!!」
ともあれ、風見は諸手を振って、綾人の交友と初恋人の存在意義を祝い慶ぶ。どうやら綾人は、風見に学園ボッチ生徒の容疑をかけられていたらしい。嫌疑の濡れ衣が晴れて、なによりである。
興奮冷めやらぬ風見。そこで風ちゃんは考えた。こうなれば、寄せて集めて、綾人の『脱・ボッチ、仲良し祝賀懇親会』を開こうと!
幸いにして、風見は炎の鉄人である。中華料理だけでなく、多国籍料理もどんと来い! の、数々のレパートリーを兼ね備えている。行楽弁当など朝飯前であった。
斯くして、当日のピクニックランチは風見が責任を持って担当し、日取りその他、強制参加者のスケジュール管理などの雑務は、桜庭が一手に引き受けるということで、ふたりは合意の許、話はまとまった。
その間、綾人は―――風見と楽しそうに会話を弾ませる、恋人の愛らしい面貌を慈しむように見やり、感嘆のため息をついていたのであった。脱・ボッチなどと、謂れのないレッテルを張られていたことなど、彼の耳には入ってはいなかったのだ。
そんなこんなで日は流れ、今日は楽しいピクニック当日―――
♡ ♡ ♡
「おーい! そっち持ってくれよ―――ッ! おい! 聞いてんのか!? 大地!!」
「ん? あ、
「!? …ッッばっきゃろ―――ッ! 俺は犬じゃねえ――――――ッ!!」
シャバに帰ったと実感する、この、見慣れたいつもの光景。
ボーンデザインがこれまたシュールな、レジャーシートを広げる春。
そよぐ風に煽られ、
春は地団駄を踏みつつ、独り身の寂しさを怒りに転化し、ムカつく大地に吠えたてる。
「だから悪かったって。これ広げんだろ? だったら、さっさと終わらせよーぜ」
てめーが言うな!―――春は、ぬけ抜けとほざく大地を
「あはははッ♪ 春くんて面白い仔ね♪ 大地くんのお友達って、みんな面白いひとばかりで、ほんと楽しい! 招待してもらって嬉しいわ♡」
カラカラと笑い声をあげるのは、
「そうっすか? 面白いってか、ウルせーだけな気もすっけどな? でも馨子さんが楽しんでくれて、俺もうれしーっす♡」
極上の麗しさを湛える、笑顔の眩しい馨子に脂下がる大地。
この一瞬は忘れないぞ! 殺!
「ちょっと―――ッ! 大地ったら、なに鼻の下伸ばしてんの!! 僕というものがありながら! ひどい!! …ってか、おい! こら! てめーッ!! 馨子このクソビッチ!!! 俺の大地に手出してんじゃねえよッ!」
大地に抱き着きながら、可愛い子ぶりっ子ヤキモチを妬きつつ、馨子に対し本性で対峙し喧嘩を売るという、高度なテクニックを披露する咲夜。
それに対し、馨子は―――
「あ゛あ゛!? 誰に向かって口聞いてんの!? 咲夜のくせに生意気な!! お姉様に楯突いて、あとで後悔しても知らないわよ!!」
あんた
「ふッ・・・・・・仕方ねえ。今日はこんぐれーで許してやんよ・・・」
「おっ! 今日はやけに素直じゃねーか? どうしたんだ?」
「! ん、もうッ! なんでもないよ! ってか、大地ー!! 話を逸らしてもダメだかんね! 大地の浮気者ッ!!」
話を逸らしたのは、むしろ咲夜では?―――周りの者は、心のなかで一致団結してつっ込んだ。
『ん…ガァ~ン~~~!! 「仔」って言われた…
俺…「仔」って言われちまったよ…』
なにげに言い間違えた、馨子の科白にショックを受ける春。向こうに大きく幹を伸ばす大木の許、独り体育座りしながら小さくなる。指で地面にのノ字を書くと、涙を誘うこと請け合いである。
「まったく、騒々しいやつらだな。綾人、いつもおまえの
「ん~ いつも賑やかだよ~ ごめんね?
静寂と静穏をこよなく愛する桜庭は、このお遊戯会と化したテンションに辟易とし、綾人に問いかける。
それに対し、綾人は飄々としたテンションで「いつものことだから」と、数少ない心の友を『五月蠅い』と中傷罵倒で
「やだ、綾くんッ! どこに行くの!? 私を置いてくなんて、あんまりだわ」
睦まじく乳くり合う、綾人・葉月ご両人を、付かず離れず微妙な距離を保ちつつ、妬心を宿した瞳で見守っていた雛歌。だが綾人に置いてかれそうになり、焦り嘆き悲愴に暮れる。アンダンテ・ウォークで、綾人の後を追おうとしたが、
「止めときなさい。今は綾たちを追わない方が、雛ちゃんのためよ?」
雛歌の歩みを
「馨子ちゃ~ん♡ 雛ちゃんと一緒に、ランチボックス広げるの手伝ってぇ~♡ うふふ~♡ あ~ やっぱり女同士ってイイわね~♡ ガールズトークで盛り上がりましょ~♡」
キャッキャ♡ うふふ♡ と、ひとり凄まじい闘気――ピンクのオーラを発し、科を作る風見は絶好調であった。
(((((((え? 女同士!? ……ガールズトーク!??)))))))
茂みに消えた綾人と桜庭を除く、この場に居合わせた者たちは、風見の科白に凍りつく。綾人たちとは違い、みな其々に、まだまだ目前の海坊主に免疫が出来ていないのだ。可哀想だが、無理もない。
それにしても、なにげに己を『ガール』という、ティーンエイジャーの括りにカテゴライズするとは・・・・・・この海坊――風見、地味に卑怯である。高らかに唱えてやりたい! ――テメーは四十路のオッサンじゃねーか―――ッ!!――
だがしかし、負のバリアから、いち早く抜け出した
「きゃはははッ♪ 風ちゃん、それウケるぅ~♪」
ケタケタと転げまわって、風見の科白を笑い飛ばした。
・・・・・・郁は、怖いもの知らずにも、風見相手に指を指して捧腹絶倒する。
哀れなり、郁。これから郁を地獄のお辺土へと
「くぉーらぁ―――ッ! こんのクソガキャ―――ッ! 待ちやがれ―――ッ!」
「きゃははははは―――ッ♡」
パーン―――ッ!
その場にいる者の脳裏で、スターターピストルの音が鳴る。
風見と郁は、砂嵐を巻き上げながら、小僧とゴリラの鬼ごっこを開始する。
「・・・・・・さあ、雛歌ちゃん。お弁当、広げましょうか」
「え、ええ・・・・・・そうですね」
遠くを駆ける、小僧とゴリラを視界から追いやり、雛歌とランチの準備に取り掛かる馨子。先程まで悲しみに暮れていた雛歌は、生まれて初めて感じる、戦慄の刺激の強さに憂いを凌駕され、馨子の声以外のモノは頭から追い出そうと試みる。
『(風ちゃ~ん、こ~ちら~ッ! きゃははは―――ッ♡)』
『(くぉら! 待てクソォ―――ッ!!)』
遠くで風見を
「え、えええーと… 虎竹 七瀬くんだっけ? 七瀬くんて呼んでいいかしら?」
「あー、はい」
「ふふ♪ よろしくッ! 七瀬くん。私のことは馨子と呼んでね?」
見た目清純なお嬢さまは、その実とってもざっくばらん。からりと笑う美貌は、しかし親しみ易い笑顔でもあったのだ。だが・・・・・・
「了解です。馨子…さん」
「あはッ! そこで、テレないでよ―――ッ」
男心を撃沈させる、その笑顔の破壊力はハンパない。じわじわと頬を赤らめる七瀬。だが、その気持ちはよく分かる。
「すみません。女性とは免疫がないもので。俺には、女性を呼捨てるのは敷居が高いみたいです」
「うッ、ふふふふッ♪ やっぱり君たちって面白いね―――ッ♡ なんだか七瀬くんて武士みたい―――ッ!」
「(ブシ…………)」
どこかで聞いたセリフだな? おい―――七瀬は、心でポソリと呟き、馨子の科白に傷ついた。本日、馨子が男をへこませたのは、これで二度目である。ある意味、無敵。
「雛歌ちゃん♡ 雛歌ちゃんも自己紹介しよ? それで、仲良しこよしだよ~♪」
「あ、はい、 ・・・え、でも・・・・・・」
「ん? どうしたの?」
躊躇いながら、雛歌がツンツンと指を指す。馨子が指の先に視線を向けると―――
「あれ? 七瀬くん?? どうしたの???」
「いえ、なんてことないです。 ・・・お気になさらず」
ここでも体育座りで、小さくなった男が独り。
「あ、そう? じゃあ、はい! 雛歌ちゃん♡」
「え!? あの・・・・・・兎妃 雛歌です・・・よろしくお願いします」
「…よろしく。雛歌ちゃん。俺は七瀬って呼んでくれ」
「あ! はいッ!! よろしくです、七瀬さん」
喉奥から、やっとのことで押し出したような、痛ましい七瀬の挨拶。哀れである。
対する雛歌は、いち早く空気を読んで、へこむ七瀬に気を使う。天使である。
最後に最強馨子は、
「これでみんなお友達ねッ♪ じゃあ、よろしく! ってことで♡」
雛歌と七瀬の手を取り、まとめてブンブンと握手をする。獣王であった。
♡ ♡ ♡
「あ~ 疲れたね~♡ でも良かったでしょ?♡」
「ああ。もちろんだ。だが俺も頑張ったぞ! おまえも良かったろ?」
「うん~♡ もう最高だよ~♡」
ははは♡ うふふ♡ と、ここに来て、やっとのことで茂みから無事帰還した、天然お花畑な蜜月カップル。
ふたりは絡みつきながら、宴のもとへと足を進める。デュオ活動により、体力消耗で空腹を訴えていると見た。
よく見ると、向こうの木の許で丸くなっている、なにやら哀愁漂う春を発見する。邪魔くさいので、一瞬無視しようかとも思ったが、今は葉月補給が十分に満たされている。従って、綾人はちょっとした仏心を、春に掛けてやることにした。
「なにやってんの? ひとりでそんなとこ座って。暇じゃないの?」
「・・・・・・ってかさ~~~ッ もっと他にかける言葉あんじゃね~~~ッ?」
この寂しそうな状況見ろよ? 可哀想だろ? 俺が!―――春は、殊の外冷たい綾人の科白にイジけ、口を尖らす。春の周囲には、哀愁に暮れながら書いていたと
「ぶふッ! くふふッ… ―――ッなるほど、そういうこと~ ほんと、春は面白い仔だね~ さあ、行くよ! ついといで」
―――春の人としての尊厳に、綾人は会心の一撃を炸裂させる。ご愁傷様。
『(おし~りペンペンッ! キャハハハッ♡)』
『(おら…待てや! こん…ちくしょ~!)』
やっとのことで、メンバーが全員揃った。
春が持参した、超特大のボーンデザインが映えるレジャーシート。その上を、各自仲良く腰を下ろす。しかし、いったい・・・・・・春はこんなシビレるシート、どこで買ったのだろう?
「あ~ 疲れたわ―――ッ! やっぱり、もう若い子には着いてけないわ~ 郁のおかげで、一汗かいちゃったじゃない!!」
やだわ~ 汗臭~いッ! あ~ ビール浴びた~いッ!―――風見は、キンキンに冷えた生ビールを、頭から浴びながら飲み干す想像をする。最悪な絵面であった。
「風ちゃ~んッ♡ よくガンバッたねぇ~♪」
イイ子、イイ子、オリコウさん―――郁は、性懲りもなく、また風見を野次る。だが精根尽きた風見は、応戦する気力もない。
「もう―――ッ! 好きにしてちょうだい!」
風見は、郁に揉みくちゃにされようと、もう気にしないことにした。それから、みんなに向かって、
「ほら、あんたたち! 遠慮なくはじめちゃって! 『脱・ボッチの綾人懇親会』開始よ~!」
パンパンと手を叩き、ここに宴の開始を宣言する。
「・・・・・・ちょっと、なに? その聞き捨てならない会のネーミング。誰が付けたの? てか、センス悪すぎだよね」
飄々とポーカーフェイスを装いながらも、密かに肩が戦慄いているのを、七瀬は目敏く見ていた。ここに来て、やはり七瀬は重箱の端を箸で突きながら、ニヤリとする。
「あら! なに言ってんのよ! この集まりは、あんたの交友の意外な深さを祝うために開いたんだから、もっと喜びなさい~」
「集まる主旨が失礼すぎて、まったく喜べないよね」
でっかいお世話であった。
「まあ、そう言うな。風ちゃんは、おまえのためを思ってしてくれてるんだ。素直に受け取っとけ」
「そうよそうよ~ わたしの心意気を受け取っときなさ~い」
「そうだぞ、綾人~ 俺なんて、隅っこでイジけてても、誰ひとり気づいても貰えなかったんだぞ~ おまえは恵まれてるよ~ こんな集会開いて貰えてさ~」
(((((((((集会って……)))))))))
春が発した単語のひとつに、みな一様が食いついた。其々の脳裏に、チームの旗を掲げ、バイクで凱旋する、犬居連合の集会風景が展開される。
「・・・・・・まあ、ある意味、涙が出そうな集会ではあるよね」
ぷふッ…くふッ…
春の顔を窺い見ながら、綾人が余計なひと言を口にする。みなの肩が揺れている。笑いを堪えるのに必死だというのに・・・・・・
馨子が、隣に腰を下ろしてイジける、春の背を擦ってやりながら、綾人に慈愛の笑みを向ける。
「それだけ綾くんは、みんなから愛されてるってことよ! ね? 雛ちゃん♡」
「ええ♡ 私、こんな楽しそうな綾くん見るの、はじめて♪ いいお友達を持ったね♡ 綾くん♡」
うふふふふ~♡ 私たちもお友達だよね~♡―――ともに並んで座る、馨子と雛歌は、手を繋ぎ合って女同士の固い結束を見せる。
いつの間にか仲良くなっていた、馨子と雛歌を見やり、綾人は「雛もいい友達が出来てよかったね♡」と、お兄ちゃんな顔してそんなことを考える。
「ぼくおなかすいた~ 風ちゃん、もう食べていい~?」
「いいわよ~ 遠慮せず食べちゃって! さあ、みんなも!」
郁の腹の虫が、宴の幕開けを告げるゴングとなった。
風見が、各自に箸と取り皿、酒やソフトドリングが注がれたグラスを分配し、綾人の『脱・ボッチ懇親会』の音頭をとる。
「え~ それでは~♡ 綾人の脱・ボッチと、愉快な仲間たちとの益々の友情が深まることを願いまして♡ かんぱーい――――ッ!!」
「・・・・・・やっぱり、その会のネーミングは許せないよね。懇親会っていうより、残念会みたい」
ぽそりと呟き、遠くを見つめてため息をつく。
その隣で、桜庭が綾人のグラスに己のグラスを当て、耳もとで囁いた。
『これからも、よろしくな♡』
綾人は、愛しい者の顔を見つめ、にっこりと笑って大きく
―おわり―
ここまで、お読みいただきまして、まことに ありがとうございます♡
次のお話も、ローテンポながら書かせていただきます。また見に来てくださいね♡
ボーイ s' ”クインテット” Diary あおい 千隼 @thihaya
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