埋もれてしまった不運な良作。ファンタジーミステリー好きにお勧めします

誰もが子供の頃に読んだ本の登場人物が、目の前に現れる。夢のようなことが起きるお話です。

やっぱりだいたい主人公を想像するのでしょうが、脇役のファンもいますからね。
庭の手入れにディコンが出て来たのは、嬉しかった。素朴で優しい彼がお話の中で一番好きだった私には、とても嬉しい展開でした。

え、終わり?もっと続きを読みたいと思えるお話でした。
というか、短いです。ちょっと読みたいな。という発作を抑えるには最適ですが、続きが読みたい衝動が代わりに起きました。

けっこう前のお話なのに、この星の数の少なさはどうして?
短期連載はやはり埋もれやすいのかと、残念な気持ちになりました。

しかし続きが気になる。読みたい。
主人公もだけど、まわりの登場人物にもきっとたくさんエピソードがあるでしょう。
連載中に読者側から反応があったなら、続きがあったのでは…と残念な気持ちです。

いや。今からでも遅くないかも?
伸びれば、もしかしたら、万が一にでも、上手くその気になっていただいたら?なんとかなるかも?
という下心でレビューいたしました