第6話

「おかえり。えっと、母ちゃんにお客さん。」

と俺は小声で母ちゃんに伝えた。

「ん?誰…あら麻耶ちゃんと海津さん家の娘さん。いらっしゃい。」

なんで海津さんのこと知ってんだよ。うちの母ちゃん。

「巴くんのお母さんは凪沙さんだったのか。ふむ。お若いのに2人も育てたのですか。」

確かにうちの母親は18歳で俺を産んで21歳で滉一郎を産んでいる…が何故それを海津さんが知っているのだ!!!

「巴くんのお母さんは私の会社enjoylifeの第1部署の部長さんなのだ。」

「海津さんの会社…え…」

「凪沙さん。お時間ですよ。」

そう海津さんが時計を見て言うと。

「あら仕事。行ってきます。」

と言って俺の所に寄ってきて

「海津さんに炭酸を飲ませないでね。」

と小声で言って会社へ行った。俺は、もう飲んじゃってるんだけど…と思いながら母ちゃんを見送った

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ハーレム学園双葉高校特Sクラス 白猫真宵 @Mayoisironeko0509

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