【キャラ紹介①】※ネタバレあり

※33話終了時点でのキャラ紹介です。ゲーム設定も含みます。

ご注意下さい。



【ルゼナ・ダンゼルク】(4歳)

ミクラ王国の宰相を務めるオリバー・ダンゼルク公爵の一人娘。

乙女ゲーム【星降る夜に君に捧ぐ】では、幼い頃から傲慢な性格と高飛車に振るまいで、両親以外の様々な人々の恨みを買っている。


★公爵家の権力で第2王子の婚約者の座を得た後、ゲームの舞台である学園生活に入るが、改善するどころか第2王子が正式に王太子に確定すると益々増長し、ヒロインをイジメたおす。

やがて第2王子がルゼナを見限り、公爵家の使用人らから裏切られ、両親共々権力を失う。

その後は攻略者それぞれのルートでのルゼナの罪によって、様々な形の死を向かえる事となる。




【私】(氏名年齢不詳)

日本で生きた記憶をもつ。ルゼナ・ダンゼルクに転生し、命の危機を迎えた時に日本での記憶が甦る。

ルゼナの取り巻く環境が乙女ゲーム『星降る夜に君に捧ぐ』である可能性に気づき、ルゼナの悪役令嬢への未来をどう回避するか探り始める。

しかし、記憶を甦らせるきっかけとなったルゼナの専属執事アルリックの在り方に興味を示し、自分から彼に関わっていく。




【アルリック】(25歳)

公爵令嬢ルゼナ・ダンゼルク専属執事。

黒髪黒瞳で長身細身。二人兄弟の長男。

彼の一族は代々執事を務め、彼の父もまた執事である。

23歳の時、先代の公爵が亡くなったのを機に、正式に父から受け継ぐ形で現公爵オリバーの専属執事に就く。

だが1年後、悪役令嬢の気質が現れ始めた娘を心配したオリバーによって、ルゼナの専属執事になる。

ルゼナ、4歳の時。気質の改善が見られない彼女に振り回される日々の中、木からの落下事故が起きてしまう。

彼もまた、この事故の日をきっかけに日々が大きく変わる事になる。


★ゲーム内では名前も姿も全く登場しない。既に死亡しているようである。理由は「使用人達の裏切りエンド」で、弟ウルリックのセリフに少し明かされているが、ルゼナが関係しているらしいというだけである。




【オリバー・ダンゼルク】(30代後半)

ミクラ王国の宰相を務める、ダンゼルク公爵家当主。

穏やかな性格で、専属執事を始め使用人からしたわれているが、愛娘ルゼナを溺愛していて、彼女に関する事になると激変する場合もある。

仕事は優秀だが、家庭問題は不得意で、歪み始めた娘の性格に悩むことになる。


【レイチェル・ダンゼルク】(20代後半)

ルゼナの母。ダンゼルク公爵夫人。ミクラ国先代国王の降嫁した姉の孫。




【シェームス】(60代)

ダンゼルク家の専属医師。

オリバー・ダンゼルクも幼少期から世話になっている。

もちろん生まれる前からルゼナを診ており、ルゼナにとって両親以外に唯一慕う人物である。

二人きりでは優しいおじいちゃんと孫のように語り合う事もしばしば。


【モイラ】

シェームスの妻。暫定的にルゼナの刺繍の先生になる。




【バルク】(50代)

オリバー・ダンゼルク公爵の専属執事。

ダークブロンドに黒瞳、細マッチョの美丈夫。2児の父。

引退した先代ダンゼルク公爵と現公爵オリバーの専属執事を兼任し、息子であるアルリックの育成にも力を注いだ。

先代公爵が亡くなったのを機に、オリバーの専属執事をアルリックに譲り渡し、引退する。

引退後は私邸に戻っていたが、オリバーがアルリックを娘に就けた事から復帰する。


【ウルリック】(18歳)

専属執事バルクの次男。アルリックの弟。専属執事見習い。

ダークブロンドの髪にダークブルーの瞳。

バルク引退後、アルリックがオリバーの専属執事として落ち着いた頃、補佐について専属執事の仕事を学んで行く予定であった。

アルリックの配置変え、バルクの復帰によって、予定が未定になっていたが、アルリックの負傷によりむしろ予定より早くダンゼルク家に入る事になる。

容姿も性格も兄のアルリックとは正反対。表情豊かで人懐こく、あっという間に使用人達の人気を得る。


★ゲームでは悪役令嬢ルゼナの専属執事。忠実に役目を果たしながらも、バッドエンドの1つでは裏切る使用人達の筆頭に立って、ルゼナを断罪し死へと導いていく。ルゼナを恨む最大の理由は、兄アルリックの死亡に関係しているらしい。




【星降る夜に君に捧ぐ】攻略対象者


◇第二王子 オリヴィオ

正式名「オリヴィオ・ノディス・ミクラ」。ミクラ国第二王子。

王妃の第一子である事から、生まれた時には既に「未来の王太子」と認識され教育される。彼を取り巻く権力者の影響で、完璧ながらどこか傲慢な振る舞いをするようになっていく。だが、彼自身は兄のケルヴィンを認め、密かに慕っており、己の存在の在り方に常に不安と迷いがある。

★ゲームでは、婚約者のルゼナの暴走、オリヴィオの地位を確実にせんとする者達の企みに巻き込まれていく。


◇王国騎士団長嫡男 リカード・エイベル

騎士の家系として有名なエイベル家直系。オリヴィオ王子の友人。名に恥じぬ才能と実力の持ち主。常に礼儀正しく時に勇敢な姿を見せるが出生に秘密があり、心に闇を抱えている。


◇魔術部隊長官直孫 ハキム・ロイエンタール

生来、魔術の才能に恵まれていたが、父に同行して訪れたダンゼルク家にて、父の作品である冷凍庫とダンゼルク家令嬢ルゼナ考案(とされる)のミルクの冷菓子(アイスクリーム)と出会い、父の研究する「日常生活での魔術の活用」に興味を持ち始める。

★ゲームでは、戦いを好まぬ研究者気質の父親が殺害された事をきっかけに、冷徹で残忍な性格に変貌する。変貌した彼を抑える意味でも祖父は自分の部隊にいれるが、未成年であるが故に表立った戦いではなく、裏の仕事をこなしていくようになる。


◇ルゼナの義母弟

◇身分を隠して留学する隣国王子




◇絶えた貴族の血筋唯一生き残りと判明する教師 ルトヘル・ストッケル

孤児院出身、才能を見いだされ商家の養子になる。

学院制度で設けられた入学資格の「平民特枠」で、学院生になる。特枠生への蔑みや妬みなど厳しい状況の中、才能が伸ばし花開いていく。

ある事件でアリスと出会い、紆余曲折があって事件は解決。アリスの所有権を得る。

ただ、学生で寄宿舎住まいであったために、本屋店主バルデマールにアリスを預ける。

★ゲームでは、商家は金、学院は才能を懐に入れる為に、ルトヘルを縛りつけようとする環境に、人を信じられなくなり、希望も失っていて、学院の中で研究に没頭する毎日を送っている。






【作中登場人物】


◆ハイマン・ロイエンタール

魔術長官の長男。魔術研究所副所長。ハキム・ロイエンタールの父。(魔術研究所は魔術用武器の開発研究を主としているが、ハイマンが副所長になってから生活用品への応用にも力を入れている。魔術長官は魔術戦闘部隊の長官であり、ハイマンとは違う部署である)

★ゲームではスタート時点ですでに殺されている設定になっている




◆バルデマール

貴族街にある本屋の店主。

本の販売、取り置き、注文受け付け、オーダーメイド相談も行っている。


◆アリス

兎人族。獣人族の国アズイールから出稼ぎに来たが、悪徳斡旋業者に騙され、奴隷になってしまう。後に、ルトヘル・ストッケルと出会い、助けられ、彼の所有となる。

ルゼナと会った時点では、まだルトヘルが学生であった為、知己であるバルデマールが一時預かっている状態。




◆ケルヴィン・ノディス・ミクラ(8歳)

ミクラ国第一王子。生母が妾妃であり、正妃が生母のん第二王子がいるため、王太子になる可能性が低い。が、王の第一子であるが故に命の危機が残り、心身へかかる負担を王も心配している。

事情により、ガラン子爵令息「ケビン・ガラン」として、ダンゼルクに訪れる事になる。




◆アルジェリオ・ガラン子爵

ルゼナのダンスレッスンパートナー、「ケビン」の父。


◆セリーヌ・ガラン(16歳)

ガラン子爵令嬢。ケビンの姉。王宮で第一王子の生母付き侍女。事情により、「子爵家侍女」と称してダンゼルク家に出入りする。


◆ケビン・ガラン(享年8歳)

ガラン子爵令息。故人。セリーヌの弟。生母が平民の為、子爵家では姉弟ともに存在が薄い。それ故、死亡後も密葬が予定されていたが、ダンゼルク家と王家の事情により、死亡事実自体が秘匿されている。


◆キリル

ガラン子爵家の従者。幼い頃、姉弟がガラン子爵の子として認知され引き取られるまで、平民として一緒に遊んだ幼なじみ。その縁で、子爵家に勤めている。

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転生悪役令嬢と死にたがり執事は契約を交わすー公爵令嬢のプロローグ せりざわなる @serizawanaru24

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