タロットカードの由来

タロットは78枚のカードで構成されている。

絵と数字で表された22枚の大アルカナ、14枚4組(56枚)のカテゴリーに分けられた小アルカナがある。


タロットのもともとは15世紀以前に発明されたカードゲームであった。

ゲームとしてはっきりと成立した起源や場所は不明であるが、やがてそれが占いに使用されるようになり、魔術的意味合いももたらされるようになった。


ゲームは現在でもトリックテイキングというジャンルで遊ばれている。

ちょっとルールが複雑なUNOとか大富豪みたいな感じ?


トリックテイキングの意味は「トリック」を「テイキングする(取る)」ゲームと言う意味で、トリックとは「罠とか悪戯」の意味ではなく、タロットの語源、トライアンフ(トランプ)という単語が語源ではないかと推測する。


これは「勝利する、切り札」と言う意味を持つが、さらにその語源を古くするとトーラー(導きの書)、つまりその札を使いこなしたものが導かれて勝利するという意味ではないだろうか。


アルカナという単語は神秘という意味らしいが、元の言葉はアルカ(箱)、つまり箱の中に隠すということから秘密のものという意味、カード自体は秘密でも何でもないので、これはタロットが占いとしての要素を得たときからが起源ではないかと考えられる。


☆カードの種類(一部筆者の補足解釈含む)


大アルカナはゲームの切り札として戦略性を深めるために使用される。

不思議な絵柄は実はそんなに意味はなく、切り札としての効能、価値を表したもののように思える。


小アルカナの序列は、

ソード>カップ>コイン>ワンド

宮廷>民衆となる。


◎ 大アルカナ(財産カード、切り札カード)

--:愚者(道化師(joker(ジョーカー),免除(Excuse(エクスキューズ)):娯楽

01:魔術師:楽師(歌)

02:女教皇:子供

03:女帝:青年

04:皇帝:壮年

05:教皇:老年

06:恋人:朝

07:戦車:昼

08:正義:晩

09:隠者:夜

10:運命の輪:地風

11:力:水火

12:吊された男:踊り子(踊り)

13:死神:浪費 // joker

14:節制:遊猟

15:悪魔:芸術

16:塔:春

17:星:夏

18:月:秋

19:太陽:冬

20:審判:パーティ

21:世界:快楽


◎ 小アルカナ


◆ 棍棒(こんぼう)(Wand(ワンド),club(クラブ)):民兵

<民衆>

01(エース)

02

03

04

05

06

07

08

09

10

<宮廷>

ペイジ(従者)

ナイト

クイーン

キング


◆ 剣(Sword(ソード)、Spade(スペード)):騎士

民衆

01(エース)

02

03

04

05

06

07

08

09

10

<宮廷>

ペイジ(従者)

ナイト

クイーン

キング


◆ 聖杯(Cup(カップ),ハート):僧侶

<宮廷>

キング

クイーン

ナイト

ペイジ(従者)

<民衆>

01(エース)

02

03

04

05

06

07

08

09

10


◆ 硬貨(Coin(コイン),ダイヤ):商人

<宮廷>

キング

クイーン

ナイト

ペイジ(従者)

<民衆>

01(エース)

02

03

04

05

06

07

08

09

10


トリックテイキング、ルール解ったら面白そうかも!

そして淡々と神秘性のない感じで語りましたが、古くから占い用に研究された歴史のあるタロットカードはかなり占いツールとして優秀なのです。

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由来集 クララファイ @clarify

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