第二幕、まで拝読させて頂きましたがなるほどこれはミステリーでありながらもアンチミステリーの属性も十分に隠されています。各幕、中心となる事件発生後、主人公の二人である湯島兄妹の妹、泪ちゃんを通して捜…続きを読む
この小説はドロドロとした人間関係を甘いブラコン女子高生の視点で描かれており(違うこともあるがかなり感情的な人物であることに変わりはない)、そのギャップが魅力の一つであると思う。 また自宅にい…続きを読む
私は猟奇的な殺人事件を扱ったミステリーはあまり読まないのですが、ブラコンで愛らしい妹ちゃんが語り手となって物語が進行するおかげで、けっこうどぎつい場面でもすんなりと読めます。心理学から読み解くミ…続きを読む
初見時、もっと軽めのいわゆる「キャラミス」かなと思って読みはじめたのですが、想像以上に正統派の本格系ミステリでした。大仕掛けの叙述物などを読み慣れすぎて、逆に王道推理に回帰したくなった人には、特に…続きを読む
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