第4話

..『..【ケルベロス】よ...あんたの『力』を借りたい』。

..『この世には,今はびこる,『悪』が居る』...

..『(絶対的な倫理観)をもってしか』,排除出来ない悪が....

..【我が力を】

...ケルベロスは,語り出した。...これを聴かなくては『ケルベロスとの契約』は出来ない。

..【絶対倫理観...三大悪,準四大悪にまつまる者...われは(理性)との『そちらのせかいでのなをもつ』もの...】

...つづく。

【...ケルベロスは,【黒き獣】...他アリウスのしもべとはちがう...敵対象に思える『くろきライオンとも』ちがう.....】

..つづく

【..もってのほか。ウロボロスなぞと名を淘汰する悪魔なぞとも訳がちがうのぞだ】。

..ウム。ウロボロス...どこかできいたような。...

【そちらのせかいでは『悪い者の』なまえをよく使う。二番煎じが生まれるようにな。】


【ともかく『ケルベロス』を大切にしろ。】

..『わかった。御霊にその知識を託せろ。御霊の知識を通じて,この世へ思念を振りまく』

..【もう一度言おう。お主間の心に響く...絶対倫理観は...金輪際悪を駆逐する為の者...これを得て,『外界』へ出るなら,『その身をもってこの世の悪と敵対する『能力』になるだろう。』】

【絶対倫理観..三大悪..浮気,れいぷ,殺人...】

四大悪,麻薬,利用,自殺,暴力のたぐいに起こる事は...一切断ず!』


...『それを守ればこの世は安泰だと言う訳だな。』

...【お主ら人間の中にまつわる嘘の類いは,魔の悪魔による物...これには決して近付かない...絶対倫理とは,神がおこなう『倫理』の事だ。】

..人間がさからえるものではない。..】

我々も『これ』に従がい...ただたんと『機械的に制御するのみ』....】


..『それを破るとどうなるか』。

...【(理性)──これは何も,自分達の運命を分ける魂にまつわる物だと再認確しろ】。

【なぜに,『事がおこるのはならぬのか』。それは,全体に鬼畜な感動を与えると,この世が揺らぐ..】

【生命に違反すると,全体がかたむく..と言う事なのだ】

..『生命に違反』....

虫の事を思い出した。

..【『ケルベロス』よ。虫とは,なんなのです】?

【....】

..『答えろ!『ケルベロス』!!』

...【生命の違反】────



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100人の極道『倫理』編 芝野太郎 @8913

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