How to KAKU & YOMU

津々浦 麗良

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 さて、タイトルと紹介文から、読もうとされるハードルはかなり高かったかと思います。

 こんなタイトルから本文をクリックされた皆様は、非常に勇気のある方です。有り難う御座います。








 ちなみに、残念ながら冒頭の英語に特に意味はありません。頑張って調べて下さった方、また、英語で書かれた物語を期待された方がいらっしゃれば、謝罪いたします。


 一応、カクヨムの細かな執筆時における指南書としていますので、この1ヶ月『カクヨム』を使ってみて、特に説明がされていないことや、私自身が実感したことを7つに絞ってつらつらと綴っています。よろしければ参考にしてください。








<Ⅰ:ランキング>

 まずランキングですが、これは前日から7日間までを遡って、★の数や入れた人数、それを実際のPVから滞在時間とユニーク数などから算出されていると推測されます。

 要は1週間分の評価数しか判断しない、日間ランキングのようになっています。


 ちなみに、ランキングが切り替わる時間は午前3時です。

 累計ランキングや過去何位だったのかなどもつかないので、ランキング上位を保とうと考えているなら、最低1日1回は更新する必要があるかと思います。




<Ⅱ:予約投稿>

 予約投稿は使い方に注意してください。時間は1時間単位になっていますが、実際は自分で打ち込むことで分単位に選択することができます。


 この時、選択する時間をどうするかによって、読んでもらえる頻度が変わってきます。

 この2ヶ月の動向から、カクヨムは基本学生や社会人の方が、通勤通学の合間や自宅に戻ってから開くことが多いようです。その為、下手にその時間帯を選ぶと同じように予約していた作品が一気に流れ、機を逃してしまいます。

 目安は例として7時15分や45分といった5の倍数の時間を選んでみてください。最悪なのは0時ちょうど。新着一覧から一瞬で見えなくなります。



<Ⅲ:イメージカラー>

 色を選択するときは、暖色系はよほどこだわりが無ければ避けましょう。何故なら現状だとパソコンで見る場合、背景は白から変えることができないので、キャッチコピーが非常に見づらくなります。同様に淡い色もNG。

 ただ、黒がいいかと問われると味気ないため、緑や青・濃いオレンジや紫を使われる方が多いです。



<Ⅳ:章>

 章は大見出し、小見出しともに作成することをお勧めします。特に話を細かく区切っている場合は、小見出しで数話をまとめることで、目次ページが見やすくなります。

 残念ながら章選択して途中から話を読むことはできませんが、区切りを作ることで初見の人が長すぎて手を付けにくい、というのをある程度防げます。



<Ⅴ:文字数>

 よく言われているように、一話はコンパクトにまとめましょう。だいたい2000~3000文字が目安となっていますが、それより短くても特に問題はなさそうです。逆にこれ以上長くなってしまうと、途中でブラウザバックを食らう可能性が増えます。


 これは、目次からだと総文字数しか見えず、ぱっと見では一話ごとの文字数が分からない為です。試しに読んでみようと1話をクリックして、2・3度スクロールが必要だと、1話であきらめてしまう読者が多いです。


 また、全作品用の青いしおり機能があることで、それがより顕著になっています。これによって、過去に読んだ作品を何話まで読んだかはわかりますが、何処まで読んだかは、マイページのしおりでないとわかりません。その為一話の文字数が多いと、もう一度読まなければならず効率が悪くなってしまいます。


 ちなみに、文字数は「、」「。」などの記号、半角の文字やアルファベットも一字としてカウントされるので、それらを多用している方は注意してください。空白や改行はカウントされません。



<Ⅵ:レビュー>

 レビューは今のところ、仮にたくさん書きたくとも、1日1回書く位に留めた方がいいでしょう。勿論レビューを書くメリットは多大にあります。

 4月現在、トップページの一番上は新着レビュー欄です。そして、レビューをクリックするとその作品に飛びます。ですので、レビューを書くということは、埋もれているけど薦めたい作品を、ほかの方にも知ってもらえるチャンスにつながります。


 また、レビューを書いた人をクリックすると、レビュー者本人のページになるのです。それを利用して、とりあえずレビューを書く人もいるでしょう。

 ただこれはあまり多用すると、いつもそのPNが目に入るため、作品より作者が有名になってしまい、「あの小説の作者」ではなく「いつもレビューを書いてる人」の認識となり、敬遠される場合があります。注意しましょう。



<Ⅶ:ルビ・傍点>

 ルビや傍点、改行・空白は話に違和感が生じなければ、積極的に使用しましょう。

 特にルビは、登場人物の説明などに非常に有効です。その中で注意してほしい使用例を記します。


 ①多田一郎ただいちろう

 ②多田ただ 一郎いちろう

 ③多田ただ一郎いちろう


 気を付けてほしいのはこの①番です。これは単純に、氏名をまとめて選択してルビを打っています。結果、「い」の字が田に含まれてしまっています。

 このミスをされている方は結構多いです。②、③のように苗字、名前それぞれ選択してルビを打つようにしましょう。


 傍点も注意しましょう。

 でないと、みたいに、記号にもついてしまい、非常に不恰好です。

 このように、「。」と分けられている方がスマートです。


 ちなみに、文字を左クリックで選択した状態のまま動かすと、文章を任意の箇所に動かせます。右クリックではできないので、普段wordなどで書かれている人は注意してください。


 改行や行の出だしの空白は、カクヨムにおいては重要なテクニックです。これがないと、文字が詰まってるように感じ、非常に読みづらいです。

 これはWeb小説という都合上、横書きとなっていることと、一度に目に入る文字数が紙の本より少ないことが原因と考えられます。


 あくまでカクヨムに載せることを意識するならば、今掲載している小説を自分で読み直し、どれくらい間隔がある方がいいかを読者目線で追いながら直すだけで、すぐにでも効果は出るかと思います。




 さて、以上長々と書いていきましたが、決して私に文才があるとか、文章に携わる仕事をしているとか、そう言ったことはございません。

 ですので、これらを読まれて、「なんだこいつ、偉そうにしやがって」と思われたかもしれません。


 ただ、コンテストの終盤から終わった後にかけて、作者の方も読者の方も一気に熱が冷めていき、私自身不愉快な思いもしたことから、少しでも面白い作品を、ひとつでも多く皆さんと共有したいと考えたため、書かせていただきました。



 最後に、タイトルやキャッチコピー等をすべて英語にした理由は、ひとえにから、つまり新しい衝撃インパクトを与えたかったからです。


 この作品が、皆様の創作意欲を刺激できますよう、心より願っております。

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