人を感じる物語。

人というものを幽霊や呪いなどの非現実的な視点から描いた作品。
登場人物全てに与えられた人間らしい性格が滲み出て、それらが互いに接することで少しずつ変わっていく様が共感出来る。
会話中に誰が話しているのかわからなくなったり、句読点のミスがあり、違和感を覚える場面もあったものの、それを差し引いても非常に読みやすい作品だと思われる。

この作品は登場人物に感情移入するのではなく、一人の傍観者として読むことをおすすめする。何故かは、作品を読めばわかることだろう。

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