OP PC2@病院(故)

GM「さて、ではPC2のオープニングです」


PL2「いえーい」


GM「普段なにしてますか? なにもない日常というか」


PL2「診療所勤務ですかね」


GM「名前はなんでしたっけ」


PL2「やぶ・・・診療事務所ですね」


GM「ああ、名前が災いして人が来ない感じの……。さて、ですが今日、あなたの診療所はにぎわっているようですね」


PL2「おじいちゃんおばあちゃんが多い気がしますね?w」


おじいさん(GM)『先生…わしはどうも風邪を引いたようなんじゃが……』


PL2「私は深刻な顔で」


PC2『風邪……ですか』


おじいさん『風邪なんですよー、どうも調子がわるうてね……こないだもうちの孫が……』


GM「と、いつまでも話が続きそうです』


PL2「心理判定で……w」


PL3「クトゥルフかな?w」 


PL2「風邪をひいてるかどうかで見たいですね」


知識:心理

精神D+知識:心理の固定値

(2R10+2[10]) → 7[4,7]+2 → 9


GM「話しを聞いてほしいのが半分、頭がぼーっとしてるし疲れてんじゃないかな、と思っているのが半分だということがわかります」


PL2「軽く(自分の)頬を撫でて」


PC2『じゃあロキソニン出しときますね』


PL2「――と言います」


おじいさん『いつもすみませんなあ先生』


PC2『まあまあ、またきてくださいよ』


おじいさん『これさえあれば元気なんじゃがなー、近頃は……』


GM「と、残り半分の『話したい』が顔を上げているところです」


PL2「七咲はおもむろにテーブルの横に置いてたボウルを手に取り、中に小麦粉をぶちまけます」


GM「……んふっww えー……話はw いつまでも続きそうですがw」


PL2「七咲は小麦粉の中に水とぉ、砂糖と卵をぶちこんでかき混ぜ始めます」


ナース(GM)『先生、調理している時間があったら次の人呼んでください』


GM「とナースが冷たい声であなたにぼそっと言います」


PL2「七咲はとまどいながらも……なおかきまぜながら次の方をよびます」


おじいさん「おお、先生も忙しいでしょうからの……失礼します」


PC2『またきてくださいね』


PL2「的なことを言います」


GM「次に入ってきたのは体格の良い壮年男性。おや、病院要らないんじゃないですか、みたいな感じの人」


PL2「七咲はその人に見覚えがありますか?」


GM「よく御存じだと思いますよ。UGNのエージェントですね」


PL2「なるほど。では一瞥した後にアルコールランプの火をつけます」


エージェント(GM)『あー、なんだ、昼食か?』


PC2『おじいちゃんおばあちゃんのためにパンケーキを焼いているんだよ』


エージェント『病院ではそんなことまでするのか』


PC2『いや、てれーずがやってくれといったからな。趣味だ』


エージェント『相変わらずだな』


GM「と苦笑いされます」


PL2「懲りずに小麦粉をひっつかみます」


エージェント『まぁ、そのテレーズからの頼みなんだが』


PC2『テレーズ!?』


PL2「小麦粉を握り潰して、小麦粉が盛大にぶちまけられます」


GM「……その様子をちらっと見てうわっという顔をした後――」


エージェント『あぁ、この市にシャドウ・ウォーカーというFHファルスハーツエージェントが潜入しているという噂があってな』


PC2『シャドウ・ウォーカー……』


PL2「七咲はそのシャドウ・ウォーカーをしっていますか?」


GM「知らないと思います」


PL2「なるほど、七咲は首をかしげます」


GM「まあ、直接顔を合わせたことは少なくともないでしょう」


エージェント『君の事だ、裏社会にもコネクションがあるだろう……なんとしても見つけ出して、ことを起こす前に片を付けて欲しい』


PC2『それはテレーズの頼みなのか?』


PL2「と聞きます」


エージェント『何度言わせる気だ?(ため息)』


PL2「心理判定振ろうかなぁw」


GM「振ることもできるし振らないこともできる」


PL2「いや、ここは信用しますw」


PC2『なるほど、分かった』


PL2「と了承の合図を返しアルコールランプの上にフライパンを置きます」


エージェント『あー、まぁ、ほどほどにな』


GM「と彼は言い残して、えー席を立ち、外に出ていきます」


PL2「七咲は内心ウキウキしながら、空に向かって小麦粉をぶちまけます」


PL3「自由だな?」


PC2『やった! テレーズが頼ってくれた! テレーズ!」


GM「(流し)あ、他にやりたい演出とかあれば」


PL2「隣に立っていたナースさんがきっと――」


ナース(PL2)『粉塵爆発って知ってるか』


PL2「――というと思います」


PL3「んふふふふふw」


GM「で、煙草をぽいってするんですね。……やぶ診療所はぁ……光の中に消えた」


PL2「光の中に消えました」


GM「…………お前待ってる患者さんの気持ち考えたことあるの!?」


(一同笑い)


PL3「おかしいなぁ」


PL2「七咲だからね! くーるびゅーてぃーだからね!」


PL3「OPの時点で大量の死者がでてんぞおい」


GM「大丈夫、責任をもって患者さんは……お昼前の休憩の最後の一人とかだったから」


PL2「テレーズがもみ消してくれるから大丈夫」


GM「お前テレーズの…………もう、はいそういうわけでPC3!」

(一同笑い)


PL3「いいのかそれで」


GM「あれにかんしてはああいうもんだ……(脱力)」

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