フクシマに積もる雪

作者 黒井羊太

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★★★ Excellent!!!

「可哀想」この一言が、どれほどの意味を持つのか貴方には分かるのでしょうか?
あの震災を経験した人に言えますか?

「「可哀想」」

たった一言の言葉で絶望する人がいる事を知っていますか?

この"可哀想"は時に人を傷つける言葉です。

貴方は可哀想と言われたら、どんな感情を抱きますか?

考えてみてください。

福島は原発で危ないから...と話す人はいまだに多いと思います。
その様に話す人をどう思いますか?

私はその様な人を、思いやりの気持ちが持てない"可哀想"な人だなと思います。

その様な人達のせいで苦しんでおられる方の事を考えてみて欲しい。
雪ちゃんの事を思うと涙せずに入られません。

福島の未来を奪わないでいただきたいのです。


そして、この作品を多くの方に読んでいただきたい。


この作品を読んだ方には人を思いやる気持ちを持って欲しい。

人によっては綺麗事だと思うのかもしれません。

それでも私は言いたいのです。

人と人の繋がりが未来を作るのだと。




★★★ Excellent!!!

これは、東日本大震災の風評被害を題材にした短編小説です。震災からどれほどの月日が経ったでしょう。皆さんは震災について、風評被害について、覚えているでしょうか。当時の記憶、風化させていませんか?
風評被害に苦しむ福島のとある農家の娘、雪ちゃんにピントを当てたこちらの作品。読むと、何とも言えない気持ちになります。当時、多くの人が福島産を避け、話題になりました。風評被害で苦しんだ多くの方々が、震災の後さらに苦しめられたのは記憶に新しいです。
一人でも多くの方に読んでもらいたい、伝えたい。そう思わずにはいられない作品です

★★★ Excellent!!!

風評被害に苦しむ家族の物語。

現在も多くの方がフクシマの実態に心を痛めています。しかし果たして得ている情報に語弊はないか、偏見はないか、甚だ疑問に思います。

この作品は、そのある種矛盾した人間の心理にスポットを当てています。この作品を読んで今一度被災地のことを考えてみてはいかがでしょうか。

そして最近ではクマモトにも悲劇は起きました。是非ともフクシマの二の舞にならないよう、認識を改めて応援支援していきましょう。

★★★ Excellent!!!

未曾有の被害をもたらした東日本大震災から5年の時が過ぎました。まだまだ東北の復興には時間がかかるかも知れません。特に福島は原発の問題もあり、復興の妨げになっています。僕も阪神淡路大震災を経験しました。いつか東北に光が射す事を祈ります。

童話のような語り口で小さなお子さんにも勧められます。語り継いで欲しいです。