ふ~んだ! 羨ましくなんて、ないんだもん(涙目)!【笑】

「単なる嘆きの小説だったら、『私なら、こんな不義理はしません!』とか、したり顔して書くつもりでしたが……」「書くなよ!」(笑)

「毎日出勤・帰宅時に、『愛情こそ我が栄誉! ジーク、〇〇(妻の名)!』と叫びますとか?」「いやそれ奥さん逃げ出すからっ!」(笑)

「では一日に何度も、甘ったれた猫のようにとりすがって頬ずりしたり、うっとりとした眼差しで見上げたりしながら、『〇〇様(妻の名)の他にカミ(←おかみさんの意)は無し! 〇〇様は偉大なり!』と唱えますとか?」「もっと問題増えてるだろ!」(笑)

「ならば毎朝、『私は本日も〇〇さんの夫として、愛妻のために奉仕すべき責務を深く自覚し、結婚の誓いを遵守すると共に、家族法及び配偶者の家庭生活上の指示に従い、誠心誠意かつ真摯に婚姻生活を営むべく、全力を尽くすことを固く誓います』と宣誓するとか?」「どんな堅物だよ!」(笑)

「おい、こいつ一体どうしちゃったんだ!?」
「何だかちょっと、色々あったらしいぞ……(憐憫の表情)」(苦笑)

「でもこんな調子いいこと言う奴に限って、いざ実践となったら奥さんの顔も忘れちゃうとか」「さすがにそれはないだろう!」(笑)
「意欲はともかく、客観的な財力とかサービス能力とか人間的魅力とか、その他もろもろ資質の面で……」「こらこら、また落ち込ませるようなこと言っちゃダメだってば!」(笑)

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