1~22
【1】
あなたは気がつくと、ファンタジーの世界に吹っ飛ばされていた。
さあ、冒険のはじまりだ。
荒野を歩いていると城がある。
城の中に入る(2へ)
無視して先に進む(3へ)
【2】
城の中にはおうさまがいた。
「よう、勇者よ。
わしは、ロードクリキントン三世じゃ」
とニコニコ笑う。
殴る(4へ)
話す(5へ)
【3】
先に進むと巨大な洞窟がある。
入る(6へ)
無視して先に進む(7へ)
【4】
おうさまは、やけに強くて、あなたは、おうさまの蹴りで瞬殺された。
【5】
「わしはおうさまじゃ。
世界は闇に覆われようとしている。
魔王ゾグマを倒すのじゃ。
魔王は、この先の洞窟にはいない。
その先にある池のあたりを調べよ」
というと会見は終わった。
先に進もう(3へ)
【6】
入った途端、洞窟はドラゴンの口だったことが判明して
「パクッ」
とあなたは食われて死亡。
【7】
さらに進むと、妖精たちの飛んでいる湖と、汚い池がある。
どっちへ行く。
湖(8へ)
池(9へ)
【8】
妖精たちは、セイレーンであり、あなたを美しい歌声で、魅了して一生、奴隷としてこき使うことにした。
【9】
大きな灰色の城がある。
立札に、
「魔王ゾグマの城。
関係者以外立ち入り禁止」
という看板がある。
入る(10へ)
様子をみる(11へ)
【10】
入った途端、警報機が作動して、レーザービームが飛んできて、あなたの頭を切断する。
【11】
「ドッカーン」
城は勝手に崩壊した。
魔王ゾグマが現れる。
「どうして城を壊したんですか」ときく(12へ)
戦う(13へ)
【12】
「何かつまんないんだもん」
とゾグマはいった。
「僕って、ほら、魔界のおうさまでしょ。
魔王だから」
「はい」(4へ)
「いいえ」(14へ)
【13】
魔王とあなたは互角の戦いを繰り広げた。
魔王はやけに汗ばんできた。
「ごめん。
ちょっと休憩しない?
あそこの洞窟で。
ここ、日差しが当たって、暑いんだもん」
洞窟で休憩する(6へ)
戦いをやめない(15へ)
【14】
「僕を王様として認めないのかい?
ショックだな」
「ああ。
魔王は王様じゃない」
「じゃあ、何だよ」
「腐ったミカンだ」と答える(16へ)
「道端のゲロだ」と答える(17へ)
【15】
「しょうがねえな。
じゃあ、準備運動は終わった。
バトル再開。
メテオストライク」
というと空中に浮いて隕石をいくつも落としてきた。
洞窟の中に逃げ込む(6へ)
耐える(18へ)
【16】
「うぬぐおおおお!
許せん!
わしを、給食のときに食べきれなくて、机の中に入れたまま、忘れ去られたミカンのように…言うなあ」
と絶叫して、魔王は巨大化した。
戦う(13へ)
必殺「ムーンストライクフラッシュ」を使う(19へ)
【17】
「それあまりにも酷い例えだわ。
BPOに訴えるわ」
魔王は怒って、BPOに訴えると、BPOも同情して、あなたを刑事告訴して、あなたは放送会から追放されたが、別に勇者なので、あんまり関係がなかった。
戦おう(13へ)
【18】
隕石がいくつか頭に当たったが気合で耐えた。
「うおおおおおおお。
うおおおおおおおおお。
うううううう。
おおおおりゃあああああああ」
とあなたが叫ぶと魔王がよろけた。
チャンスだ。
必殺「ムーンストライクフラッシュ」をやる(19へ)
蹴る(20へ)
【19】
「ドッゴーン!!!」
巨大な爆煙が辺りを包む。
しかし、次の瞬間、魔王は防御の姿勢をとって立っていた。
ダメだ。
まだパワーが足りないみたいだ。
エネルギー弾を受けて、魔王は弱っているが、もうひと押しが必要である。
どうする?
女装する(21へ)
剣を投げる(22へ)
【20】 (エピローグ1)
あなたが蹴ると、魔王はかわした。
その代わり、あなたは隕石を蹴ってしまった。
「コン」
隕石は宙を飛ぶ。
「コン」
魔王は蹴り返した。
「コン」
また隕石は宙を飛び、あなたが蹴り返した。
「コン」
隕石を三度、魔王は蹴る。
「あ、これ面白い」
二人はそれから隕石を蹴り合うことに夢中になり…。
戦いなんかどうでもよくなってきた。
「ねえ、勇者君。
これ、楽しいから競技化しようよ」
「いい、アイデアだね。
魔王」
こうして、サッカーが誕生したのであった。
HAPPY END
【21】 (エピローグ2)
あなたは女装化する。
実は、外套の下はすでに女もののドレスをしていたのだ。
「あれ?
どうしたの」
「さっきまで、男めいた感じで戦っていたでしょ。
それで、無理だな。
あたしにはこれ以上できないって思ったの。
だって、あたし、実は女装マニアなんだもん」
「まあ、偶然!
実はあたしもなの」
というと魔王は、マントを外す。
ビロードの赤のドレスを着ていた。
「まあ、あたしたち、気が合うわね。
戦いなんてやめましょう」
「そうね。
ここにオカマバー作るのってどう」
「いいわね。
名案」
こうして、共通の趣味を持っていた二人は、オカマバーを経営することにしたのであった。
HAPPY END
【22】 (エピローグ3)
剣を投げる。
すると、剣は魔王に刺さる。
「うぐわああああ」
魔王は死んだ。
すると、奥の方から、金髪の美女が出てくる。
「あたい、捕まっていたの。
ミランダ姫っていいます」
「おお」
「ありがとう。
勇者」
というと姫はキスをした。
「もう、照れるなあ」
と笑う。
「ねえ。
結婚しましょう」
というので、この金髪の美女と結婚することにした。
HAPPY END
1000パラグラフゲームブック @tonyb1203
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