某24時間のテレビ番組のマラソンを上回るペースで走らされるメロスの切実な心情と、その作者の当時の心境(ああもうこいつはもう)を綴った作り手と作らされる側の熾烈な闘い。
地上に棲む趣味で小説を書いている地球人型日本人。 全長五十メートル以下、体重十万トン未満。 シリアス系を常食とし、趣向品としてギャグ系、コメディ系を好む。
作者とキャラが話す発想が中々と読み応えありますね。
言葉選びが秀逸で、最後まですらすらと気持ちよく読みきることができました。面白かったです。太宰そこまでするか……と、最後メロスと同じ気持ちになりました。
メタなギャグとしてもちろん笑いましたが、こういう作品は2作以上作れないし、この長さで終始面白さを維持するのはかなり大変だったはず。推敲の量も相当だったと思います。ダザイならぬ本当の作者さんの実力に…続きを読む
このメロスなら、友達になれそうです。あ、ウソデス。太宰の介入が無いという条件必須です!
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