第2話 信号機


人間が誕生し、妖精によって育てられた。

妖精達はその人間第一号を''サイド''と名をつけた。


人間が生まれたのは妖精達がみた道路だけではなかった。



魔人の所にも人間と同じような生物が誕生した。魔人はその名を''車''と名をつけた。

魔人は車を育て共にいるうちに車は能力を開花させた。

それは、二酸化炭素を排出する能力

''カーボン''だ。


二酸化炭素は、妖精を殺すことが出来る唯一の物体。妖精が住む森には木がたくさんあり、二酸化炭素を吸っているので心配はない。


その能力を使って妖精と争い森を奪おうと企んだ。それを達成させるために結成されたチーム。

それを''九りむぞん''と言われた。


それぞれが特有の能力を持ち魔人の中でも優れたものによって作り出されたチームである。

隊長は''ページ''妖精に憎しみをもち破壊する心を持って生まれた''クラク''という能力の持ち主。

''クラク''はとてつもない力を膨大させ物体を破壊する能力である。


ページ「車によって妖精を下につかせることが出来るはずだ。我々は長年、破壊の精神を忘れ本来魔人であるべきものを忘れていた。今こそ''車''と共に森を制する。」


魔人は森を支配する計画を、たてそれを実行する準備を始めた。



その頃、妖精達は魔人に誕生した''車''のことをしり戸惑いを隠せなかった。妖精はみな戸惑い焦り何も出来なかった。そこで''人''は能力を開花させていた能力''スタディ''を使いいま何をすべきかを見出した。


人「僕達は、魔人の襲撃を凌ぐには対立し迎え撃つことだ!そのためには力がいる。今こそ、ブライト様を探し、その間に我々も力を付ける!」


妖精A「そんな無茶だ!魔人に、勝つなんて…。」


人「みんなは車に対しては厳しい。だから車は僕がやる。」


妖精B「そんなむちゃだ!人と言えどあいては魔人も入る!」


人「ぼくだって力を付ける。信じてくれ」


妖精達はそれを信じて、それぞれの力を最大限に引き出させるよう努力した。


その結果、それぞれの力が向上し魔力も上がった。


しかし、人だけは能力が上がらなかった。

それをみた妖精は、努力を怠ったと見て人についていく人が減っていた。


しかし、人の能力''スタディ''で作り上げた''信号機''は物凄いものだった。

それは車の移動を制御することが出来るものであった。

ただ、その''信号機''は聖なる地''道路''でしかその効果は発揮できない。


その信号機は果たして使い粉いせるのか。

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森と人とカバン @mokomichi0201

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