『某アイドルゲーム動画の雪〇ちゃんというキャラが大好きです。どのくらい好きかというと、灰色の丸い帽子を被った彼女の帽子の方が実は地頭で、両サイドの髪を引っ張り下ろすとマスクが脱げて中から伸縮自在の宇宙人の頭が出てきても許せるぐらいに……。あるいは彼女がヤンデレ娘と化して、疑惑のサスペンス映画から戦慄のサイコホラー、冷酷のモダンホラーを経て死霊のスプラッタホラーを演じ始めても(ⓒ某動画)愛せるぐらいに……』
『いやそれ通常人には耐えられないから多分っ(泣)!』『死ぬなよ(涙)……って無理か』(笑)
『この作品も素晴らしい ♡。元の人格も複製・搭載できれば、人類の未来が開ける! 残念人生、せめて長生きでもして元をとらにゃあ丸損じゃあ!』
『どうでもいいが本音の方を口に出しとるぞ(ⓒうる星やつら)』(笑)
『(搭載されて)……これは素晴らしい! これぞポストヒューマン、これぞ異種族間融和! 今や我等の新しい未来が……あっ(瞬間消去される)』
『情報量少なすぎだろっ! どれだけ浅墓で軽薄な人格なんだよ……ああ、そのせいかやっぱり……って俺も!?(続いて消去される)』(闇笑)
物語は、さわやかな青春ラブストーリーのように始まります。ところが、舞台は現代ではありません。その世界観も、本当にありそうに思えるような周到な仕立てです。黒板があるような昔ながらの教室の窓の外に、近未来的な摩天楼が立ち並んでいるような、そんなイメージを描きました。少女が正体を現すところは、空恐ろしくもあり、エロティックでもあります。そもそも思春期の少年が初めて味わう異性体験は、かくも恐ろしく驚きに満ち溢れているものなのでしょう。この物語は、そのような普遍的体験の比喩なのだと思いました。全体としてイメージが非常に美しく、ぜひビジュアル化して見たい作品だと思います。