何者

過去の自分が抱えていた、上手く言葉にできないでいた気持ちが描かれているような、そんな感覚になり、読んでいると愛しい気持ちが溢れてきました。
人物の関係以外、登場する人物を確定するものがなく、そこがこのお話で巧みなところだと思いました。