サムデイ・イン・ザ・レイン。
何がいいか、なんてなことは71億2500万人がそれぞれの言葉で語っているであろうから、今更俺が何かを言ったってしようがないが、二枚のカーディガン、ラストシーン、そして、次回予告が鼻血を噴出するほど良い。
そして俺に鼻血を噴出せしめるこの話では、涼宮ハルヒも、長門有希も、古泉一樹も、朝比奈みくるも、その突出した能力を、一ミリたりとも発揮しない。のに、良い。これは凄いことですよね。
だからいいのよ。
不思議なことが何一つ起こらなくったって、俺はただ、SOS団五人組が楽しそうにしていてくれれば、それだけで。
だから、だから。
あの冬の寒い日と対照的に、五人が一丸となって、ただ暑い(そして熱い)一日を過ごしてくれれば、俺はそれだけで大満足、なので、続きを……続きを書いてください……。
期待を全力全開で込めて、レビューを残します。
キョン語り、古泉の口調、ハルヒの勢い……。
あの独特の空気感をよく再現しています。
可読性に優れ、まことに「らしさ」が上手い。
私も見習わなくては。
「凉宮ハルヒ」シリーズのファンの胸中にある、そんな青春の一幕に入ってみたい、そしてそこにずっといたいと思う切ない気持ちが伝わってきます。
題名もぴったりですね。
惜しむらくは尺が短いこと。
もっとSOS団の楽しい日々を共有したいものです。
(4/25)
何度読んでも、カクヨムの二次創作のなかではダントツで原作に近い雰囲気です。
これはどこから来るのかと読み直してみれば、やはり、「ハルヒ-キョン」軸が作品の中心にしっかりと据えられているから。
また読みに来ます。