なぜかアーサー・C・クラークの「星」を思い出しました。しかし、宇宙船はおろかSFギミックは何一つ出てこないけど、いきなり最後になって読者の想像力が起動する。わかる人にはわかるし、わからない人にはわからない。精緻な描写が続いて、押さえに押さえて、読者の創造力を喚起する。登場人物たちの枯れた会話の中にほの見える深い信頼もよく書けている。すごい技量だと思いました。ピックアップでたまたま目にした作品ですが、作者様のほかの作品も読んでみたいと思いました。
何も説明していなくて、ひたすら穏やかで安らかなふたり。その中に、空気に近いほどお互いを大切にする思いが詰まっていて…この感覚、すごく惹かれました。とても素敵な作品です!
これはすごい。クリスマスは大切な人と過ごしたいもの。この一言に尽きる。 オチが少しわかりにくいかも。でもこれ以上は書けないだろう。わからなかった人は何度も読み直してください。