もとは知っていた著者の名前を見てなんとなく読み始めましたが、そんなことなんて関係なく、読み終わった後にそういえばと思い出しました。読ませる力、情景を思い浮かばせる力というのを感じさせてもらいました。
文章から漂ってくる郷愁感は、読者が熊本に縁のない人であれど否応なしに舞台へと引き込んでくれるでしょう。
著書が並んでいました(※ネタでなく)さすがのカクヨム?ウェブ小説でない(※主観)「猫」題材小説ですね。需要めっちゃある様子が羨ましい。。。
上のひとこと紹介、けなしてるんじゃないですよ?主人公の仕草、登場人物のしゃべり口調が、それだけで五感を熊本に連れて行ってくれました。ネット小説では最近見かけない、読み手の想像で楽しめる作品でした。
登場人物がどういう人間で、どういう性格で、どういう生活を送っているのか、そんな想像がどんどん広がる。技巧によるものというよりも、作者が日頃からいかに人を観察し、分析し、理解しようとしているか…そん…続きを読む
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