概要
王家に伝わる、呪いのはてに………、愛は?
六百年前―――――
ラントレーゼ王国の国王は、北の森に住む魔女殺害を命じ、その代償に〝王家の呪い〟を受けた。
そして現在。
王家の呪い子として、〝破壊の眼〟をもって産まれた王女・ヤーツェル。
離宮に隔離されるように暮らし、〝呪い〟のせいで日々、使用人にさえ苛められていた………一人を除いて。
そんな彼女にある日、縁談が持ち込まれる。
相手は北の森のヴルフェリオ伯爵。
噂によれば、猛獣のようで偏屈で変わり者だとか。
結婚式も無く、想い合う心もなく、仕方なしに嫁いだ先では、ヤーツェルは優しく迎え入れられる。
一方で、肝心の伯爵(夫)は、ヤーツェルに挨拶どころか会おうともせず、城の一室に閉じ籠って、どんな人なのかまったく分からなくて―――
しかも、城中で何か、口に出せぬ秘密を抱えているようで―――――
ラントレーゼ王国の国王は、北の森に住む魔女殺害を命じ、その代償に〝王家の呪い〟を受けた。
そして現在。
王家の呪い子として、〝破壊の眼〟をもって産まれた王女・ヤーツェル。
離宮に隔離されるように暮らし、〝呪い〟のせいで日々、使用人にさえ苛められていた………一人を除いて。
そんな彼女にある日、縁談が持ち込まれる。
相手は北の森のヴルフェリオ伯爵。
噂によれば、猛獣のようで偏屈で変わり者だとか。
結婚式も無く、想い合う心もなく、仕方なしに嫁いだ先では、ヤーツェルは優しく迎え入れられる。
一方で、肝心の伯爵(夫)は、ヤーツェルに挨拶どころか会おうともせず、城の一室に閉じ籠って、どんな人なのかまったく分からなくて―――
しかも、城中で何か、口に出せぬ秘密を抱えているようで―――――
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