ユウナの様々な感情だけでなく風景もしっかりと描写されていて、南国の日を浴びて懸命に生きている一人の少女の姿がはっきりと目に浮かんでくるようでした。こんな子ならそりゃ惚れる。個人的には、リュウグウノツカイもひそかにツボでした。
やさしい世界。嫌なことも、良いことも、胸を膨らませるような冒険も、他にも色々詰まっている何か。そんな読み心地でした。