番外編・恋花火
「あの、超キレイな女子高生、だれ?」
親友の家に着いて、部屋にあがりこむなり、俺は聞いた。俺のクラスメイト兼チームメイト兼親友であるところの片瀬志信は、怪訝そうに眉を寄せた。
中二の六月。ただ今期末考査一週間前にて、部活は休み。ってことで、いちおう勉強するって名目で志信んちに来てる。
「超キレイな女子高生?」
志信は首をかしげた。
「うん。そこの道ですれちがったんだよ。萩坂高校の制服着ててさ、髪は長くてさらっさらでさ、目はふたえでぱっちりで、なんか携帯いじりながら歩いてた。ここらへんに住んでるひと?」
みじかいスカートから伸びた足は長くて細くて、色も白くて。思い出して俺は、はああーっとため息をつく。
「あー。たぶんそれ、亜里沙姉ちゃんだわ」志信は言った。「うちのクラスの、名波千紗の、姉ちゃん」
名波千紗。存在は知ってる。その顔を思い出そうとしても、ぼんやりとしたおもかげしか浮かんでこない。それだけ目立たないポジションにいる子だ。志信と家が近くで幼なじみだということは知っていたが、教室でふたりがからんでいるところを全然見かけないから、いまいちぴんとこない。
「そっか。あの子、あんなキレイな姉ちゃんがいたのか」
「そんなにキレイかなあ」
「キレイだよっ。そりゃおまえには、りなちゃん以外の女子なんてみんな同じに見えるのかもしれんけどっ」
このリア充が、と奴のみじかい黒髪をぐじゃぐじゃとかき回してやったら、志信は顔を真っ赤にして、「やめれやっ」と抵抗した。志信は、学年一の美少女である中岡りなちゃんとつき合いはじめたばかり。正直、めっちゃ憎たらしい。
「紹介しろよー」志信をうしろから羽交い絞めにする。「亜里沙お姉さまを紹介しろよー」
「わかったわかったっ」
志信があっさりと快諾(?)したので、俺は腕を離してやつを解放してやった。
だいたい、俺と志信だと、女子の友達が多くて告られることが多いのは断然俺のほうなのに、はじめての彼女を先にゲットしたのは志信のほうだなんて、悔しくてならない。ま。俺の場合、コクられてもいまいちぴんと来る子がいないっていうのが大きいんだけどさ。そんな俺にも、やっと運命の相手とめぐり合う瞬間が訪れたってわけだ。ああ、亜里沙お姉さま。
勉強道具を一式持つと、俺と志信は名波家へと向かった。すぐに着いた。五分もかかっていないと思う。
名波家の呼び鈴を押すと、名波千紗サンがあらわれた。あー知ってるこの子見たことあるわーと思う。いや、あたり前なんだけど。
「なに? なんの用?」
「いや。ちょっと……。テスト範囲で、わかんないとこがあって。亜里沙姉ちゃんに教えてもらおうかと思って」
志信がたどたどしく要件を述べると、名波サンはいぶかしげに眉をよせて、
「おねーちゃんなら出かけたよ。デートだって」
と、言った。
デ。デート。ですか……。
彼氏いるのか。俺の運命の恋、はやくも玉砕。まさに瞬殺。
「兄ちゃんならいるよ。あいつ成績だけはいいし、教えてくれると思うけど」
名波サンが何か言ってるけどうまく脳が処理してくれない。デート、の単語がでかすぎて。
「とりあえず、あがれば?」
そんで。なんか知らないけど、俺と志信は名波さんの部屋に通されて、高一だという彼女のお兄さんに、数学を教えてもらっている。あーまじで勉強する羽目になるなんて最悪。
名波サンの兄ちゃんが盛大なため息をつく。
「あーダメだわ志信、おまえ、中一の二学期あたりからやり直さんと」
「えー……。そんな前からー?」
「基礎になる単元が理解できてないのだから仕方ない」
この兄ちゃん、淡々と、きついコトを言う。だっせー、と志信を指差して笑っていると、
「きみは六年生の算数から復習だ」
すかさず告げられて泡を吹きそうになる。
「しょーがくせいからやり直し。だっせー」
「うっせー。お前には言われたくない」
やいのやいの言い合ってたら。ぷっ、と。噴きだす声が聞こえた。見ると、自分の学習机の椅子に座っていた名波サンが、教科書で顔をかくして笑いをこらえている。耳が真っ赤だ。
「おい名波っ。笑うなよっ。おまえもどーせ似たようなレベルだろっ」
志信がむきになると、名波サンは、教科書を取っ払ってあははと笑った。
「あはははっ、おっかしい、あははっ」
おっきな口をあけて、目じりには涙まで浮かべて笑っている。椅子から投げ出した足をばたつかせて笑い転げている。つうか、女子のあいだで流行ってんのか知らないけど、短めのショートパンツなんて履いてるもんだから、本能でつい見ちゃうんだけども、結構足がまっすぐでキレイだ。ところどころ擦り傷なんてあるけど。
「笑いすぎだっつーの」
志信が立ち上がって、名波さんの頭に、テキストの角をこつんとぶつけた。いってえー、と名波さんはちっとも痛くなさそうな顔で言って、それから、一瞬だけ。志信の顔を、見つめた。
あれ、って。思った。
名波サンはすぐに志信から目をそらしたから、ほんとにそれは一瞬だったんだけど。
女の子の、顔してた。
この子って、もしかして、志信のこと…………。
「おーまーえーらー。はやくテキストにもどれー」
亡霊のような声がして我に返る。名波サンの兄ちゃんのめがねがにぶく光っていた。
亜里沙お姉さまに失恋したショックは光の速度で俺から遠ざかっていった。それもそうだ、俺は亜里沙お姉さまの姿をちらと見ただけで、ちょっとすれ違ったぐらいの、うっすーいかかわりしかない。いや、もはやかかわりとは言えないレベルだ。だからさ、振られたっていってもこの程度の傷だ。あー残念ー。次いこ次っ、って感じ。傷ですらない。
だけど、さ。
失恋の相手が、ちっちゃい頃から仲のいい幼なじみだったら、どうよ。
志信とりなちゃんは、まだお互いの距離感がつかめないみたいで、やたら目を合わせてもじもじするばかりで、見ている方が背中がかゆくなりそうだ。部活休みだから一緒に帰るチャンスなのにどうやって誘えばいいかわからない、なんてこぼしてる。バカじゃん? 俺だったらわざわざ誘うとかしないで、下駄箱んとこでさりげなく待つけど。んで、ナチュラルに一緒に帰るけど。
ってさ、それは置いといてさ、あれからちょっと注意して名波さんのこと観察してみてるんだけども、ぜったいに志信たちの甘酸っぱい雰囲気に気づいてるはずなのに、落ち込んでるそぶりとかまったく見せないんだ。むしろ、あれ、この子ってこんなによく笑う子だったんだ、って思ってしまったぐらい。休み時間はいつも、江藤サンっていう、これまた地味な女子と一緒にいるみたいだけど、なにが面白いのか知らないけど、いっつも大口開けて手を叩いて笑ってんのな。
なんか。あの日俺が見た、彼女の「女の子」の顔は。ちょっとだけ切なくうるんだ目は。まぼろしだったのかなって、思えてくる。
ぼんやりしているうちに、期末考査が終わった。たぶん、散々な出来だと思う。
「日下ーっ」背中を、ばしんとはたかれた。ふり返ると志信だ。
「何たそがれてんだよっ。部活いこーぜ部活。あー、やっと思う存分バスケできる」
「あー……。そうだなー」
「テンション低くね? ってか最近変じゃね? おまえ」
「べつに、いつもこんなもんだけど?」
志信は首をかしげた。いやいやいや、かしげたいのは俺のほうだって。俺のどこが変だというんだ。失礼な。
悪い意味で想像をはるかに超えた出来のテストが返却されて、夏休みがきた。毎日のように、バスケ、バスケ、バスケ。蒸し暑い体育館で自分たちの汗に蒸されながら、バッシュをキュッキュッと鳴らしてボールをダンダンってバウンドさせてさ。俺たち、犬みてーにボールに群がって跳びはねる。
部活帰り、スギタでアイスを買って、店先のベンチに座って志信とだらだらしゃべってる。
志信はりなちゃんと、はじめてデートに行ったらしい。緊張しまくったけどちゃっかり手はつないだってさ。硬派キャラ気取ってるくせに本性はどスケベかってこづいてやったら、またもや真っ赤になってムキになる。かーわーいーいー。
あーもう、そんなこと知ったら名波サン泣くかな。つーかいつもひとりで泣いてんのかな。
なんかもう俺の中では完全に名波サンは志信に片思いしてるってことになってんだけど、ほんとのとこ、どうなんだろう。
「んで、お前も来てくれると助かるんだけど」
「は? なにが?」
「なーんも聞いてねーのな。だから、バーベキューにおまえも来いよって話」
なんでも、片瀬家のバーベキューに、りなちゃんを誘いたい。だけど家族に彼女を紹介するのは恥ずかしい。んだから、ほかの友達も呼んで、彼女はあくまで仲のいい友達のひとりだという感じを装いたい。らしい。
「そんで俺?」
「あんま大人数は呼ぶなって言われてるし」
「あとひとりぐらいは、大丈夫?」
「大丈夫だと思う」
「そんじゃ俺も女子呼ぶ! お前は彼女といちゃいちゃしてんのに、俺だけひとりとか、悲しいだろっ?」
「いちゃいちゃなんてするわけねーだろ? っていうか、誰呼ぶの?」
「…………それは」
名波サンを、呼んでしまった。携帯の番号を志信からなかば無理やり聞きだして、かけた。めちゃくちゃびっくりしてた。そりゃそうだよな。ほとんど話したこともないし、かかわりも薄いのに、いきなり、だ。
夏のあかるい夕闇のなか、白い煙と肉のにおいがたちのぼる。名波サンは志信の家族とすごい仲良くて、あーまじで幼なじみなんだなって実感する。
「……いいなあ、名波さん」
りなちゃんがつぶやいた。俺は焼けた肉をりなちゃんの紙皿に放り込むと、あいまいに笑った。たぶん、名波さんもきっと思ってるよ。いいな中岡さん、ってさ。
「日下くん、今日は片瀬くんちに泊まるの?」
「うん。りなちゃんは?」
「ん。なんかね、お泊まりの用意してきてって言われたから、一応、そうしたんだけど……」
「まじで? 志信のやつ何考えてんのっ?」
「ちがうちがうっ」りなちゃんは真っ赤な顔で手を横に振った。「名波さんがね、うちに泊まっていいよって言ってくれてるらしくて……」
「へー……」
りなちゃんと名波サンが教室で話しているのをほとんど見たことがない。仲が悪いとかじゃなくて、なんか、カテゴリーがちがうっていうか。女子って自分のグループの絆を必要以上に重視するしさ、そういうしがらみかも。めんどくさそうって思うけど。
しかし、そんな微妙な仲のクラスメイトをいきなり泊めるとか、名波サンも大胆っていうか、おたがい気を使うんじゃなかろうか。しかも片思いの相手の彼女だぜ?
ぐるぐる余計なことを考えているのは俺だけだったみたいで、裏腹に、名波サンとりなちゃんはどんどん打ち解けていった。名波サンのほうから積極的に話しかけて、ギャグとばしたり、志信の小学生のころのおバカエピソードを暴露したりして、りなちゃんを笑わせてる。
へんなコ。
やがて肉は食いつくされ、さんざん酔っぱらって女子たちにからんでいた志信のお父さんもつぶれてしまった。俺たち四人は仲良く回り縁に並んで座ると、志信のお母さんが切ってくれたすいかを食べた。
「花火でもするー?」
俺は言った。俺、志信んちに泊まるわけだし、明日は部活も休みだし、夜は長い。ていうか、夏休みの、中学生だけで過ごす夜がもう終わってしまうとか、もったいない。
「いいね。買ってくるか。浜田酒屋ならまだ開いてんだろ」
立ち上がろうとした志信を、名波サンが制した。
「いーよ。あたしと日下くんが買ってくる。しの、片瀬は、中岡さんとゆっくり話しなよ。おばさんも家の中に戻ったしさ」
にこっと、笑う。
名波サン、さっき。志信、って呼ぼうとして、言いかえた。片瀬、って。
りなちゃんが、いるからだ。
なんだこれ。俺は自分の心臓のあたりを押さえた。なんかぎゅってする。やっぱ俺が思った通り、名波サンは志信のこと、好きなんだ。
浜田酒屋からの帰り、田んぼに囲まれた細道を、名波サンと並んで歩く。夜の空気はぬるくて、蛙がひっきりなしに鳴いていた。星のきれいな夜だ。ぽつぽつと、あたりさわりのないことを話しているうちに、なんとなく会話のリズムができてきた。正直、たのしい。同じクラスで、もう一学期も終わったっていうのに、今まで接点がなかったのがもったいない。話してみないとわからないんだな。イメージだけで誰かを遠ざけるのって、すげえ損することなのかも。
「夏の大三角形って、どれだっけね」
名波サンが空を見上げる。
「わかんね。俺、理科は苦手」
「理科は?」
「理科も、です」
名波サンは少し笑うと、
「どうしてあたしを誘ったの?」
と聞いてきた。うーん、どうしてだろ。よくわかんないな。
「名波サンはどうして来たの?」質問返し。「りなちゃん来てるのにさ」
「あたし、中岡さんとは仲良くなれる気がしてたから」
「ふーん」ていうか、そういうことじゃなくてさ。「志信とりなちゃん見てて、つらくないのかなってこと」
自分で誘っておいてこんなこと言うなんて、あれだけど。なんだか耐えきれなくなって、聞いてしまった。無神経だったよな、さすがに。そんなに仲いいわけでもない男子に、いきなりこんなこと聞かれて。
「あー……」名波サンは決まり悪そうに頭を掻いた。「あー。いいんだ。あのふたりは赤い糸で結ばれてるから」
「はい?」赤い糸?
名波サンは大真面目だ。
「分岐ルートってあんじゃん。分かれ道。右に行くか左に行くか。受けるか断るか。言うか言わないか。Aを選ぶかBを選ぶか」
ゲームの話かな。
「どんな選択をして、どんな道を行っても、ぜったいにこうなるって決まってることがあって。既定路線っていうの? あのふたりがそれ。どんなルートを進んでも結ばれることになってんの」
「……はあ。名波サンって、超能力者かなにか? そんなきっぱり言い切れるなんてさ」
「あははっ」名波サンは笑う。「そうかもね。あたし、こうしてこの道を日下くんと歩くの、二度目だし」
「は?」
まじで何言ってんの、この子。
「変えようとしても変えられないことって。知らないだけで、世の中にはいっぱいあるのかも。少々ずるして過去をいじくっても、ぜったいに既定路線からはみ出せない。どうしても、そうなってしまうんだ」
「それが赤い糸?」
「あるいは運命」
「将来、占い師になれば?」
「そうしよっかな」
「んじゃあさ、俺の赤い糸って、誰につながってんの?」
名波サンはちょっとだけ首をかしげて、
「ごめん。わかんないや」
と、言った。なんだよ。志信のことしかわかんねーのかよ。
「でも好きなんだよね? 志信のこと」
「昔みたいに、普通にしゃべれるだけで、じゅうぶんだよ」
そう言って名波サンは走り出した。あわてて追いかける。
志信とりなちゃんは夜目にもわかるぐらいおたがい真っ赤になってて、もう、甘酸っぱさマックスだ。そんなふたりのことは意にも介さず、名波サンはてきぱきと花火をあけて、みんなに配って、チャッカマンで火をつける。しゅるると噴きだす炎。いつものように大口を開けて笑いながら、ぐるぐると花火をまわしてみせる名波サン。オレンジ色の炎の残像が目の奥でちかちかする。りなちゃんが笑った。志信も調子にのって、花火をいくつか束ねていっぺんに火をつける。
「あぶないって片瀬。それで昔、ボヤ起こしかけたじゃん」
「そーだっけ?」
「狭山のじいちゃんちの近くのボロ小屋。基地にしてたじゃん?」
「あー。そういうこともあったなあ、なつかしい」
「なんだそれ。すげー悪ガキだな、おまえら」
俺がつっこむと、志信が笑う。
「人間を十秒で抹殺できる薬の研究とかしてたよ。若かったなー」
「バカだったなあー」
名波サンがのっかる。りなちゃんが花火を揺らす。
「いいなあ、あたしも片瀬くんの幼なじみになりたい」
「男子みたいなもんだから、名波は」
志信がぶっきらぼうに言った。ひどくね? って名波さんが笑う。
なんかさ。ずーっと夏だったらいいのになって、今が続けばいいのになって。このまま朝にならなきゃいいのになって、柄にもないこと思っちゃうよな。
四人で円座になってしゃがんで、線香花火に火をつける。ちっちゃい赤い玉がふくれて、少しずつ大きくなって、ぱちぱちと火花を散らしはじめる。
爆ぜる火花。ちいさな火花。
志信とりなちゃんが、キレイだねってささやき合ってる。完全にふたりの世界だ。
名波サンは、じっと、自分の火花を見つめている。その表情から、心のなかは読めない。だけどたぶん。
火花が消えて、ぽとり、と、まるいしずくが落ちた。
「もいっかい」
名波サンは火をつける。ふたたび燃えはじめ、ぱちぱちと爆ぜるちいさな花火。
ちくちくする。
名波サンの顔が、オレンジ色のささやかな光に照らされてる。
ちくちくする。俺の胸の奥で何かが爆ぜて、ちくちくする。
名波サンが「ちくちく」を飼ってるせいだ。言うことを聞かない気持ちを飼ってるせいだ。
だから。おれに伝染ったんだ。
はじめて知った。ちくちくって、伝染るんだな。
「日下くん、ほら」
名波サンが俺にあたらしい花火を寄越。俺の花火はとっくに消えてたのに、彼女のちくちくに気を取られていたから、気づかなかった。
「ありがと」俺は名波サンの花火に、自分の花火の先っぽを近づけた。「火、わけて」
ふたたび赤く色づき、爆ぜ始めるひかり。
ちいさなちいさな火。
だけどたぶん消えないな。あー、どうしよう、俺。火をもらってしまった。
あーあ。超キレイな女子高生に心奪われてた自分はどこに行った。好きなひとがいる子とか、まじ、なんなの。あー。
「日下くん、また花火終わってるよ」
はい、と言って俺に花火を渡す名波サン。いったいいくつ花火あんだよ。
「どーも」
こうなったらもう、燃やし続けるしかねーな。
「名波サン」俺は首の後ろを掻いた。「これから、名前で呼んでいい?」
トワイライト・タイム・カプセル 夜野せせり @shizimi-seseri
★で称える
この小説が面白かったら★をつけてください。おすすめレビューも書けます。
カクヨムを、もっと楽しもう
カクヨムにユーザー登録すると、この小説を他の読者へ★やレビューでおすすめできます。気になる小説や作者の更新チェックに便利なフォロー機能もお試しください。
新規ユーザー登録(無料)簡単に登録できます
この小説のタグ
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます