イベに出れば星が儲かる

 お久しぶりです、筆者です。

 以前、いつだったかそれはもう忘れてしまいましたが、イベントとレビュー数諸々の関連についてしたためると申したような、そうでないような。ともあれ、実際複数のイベントに参加してみた結果、そこはかとなく星が増えたようですのでご報告させて頂きます。


 先ず変化が顕著だった作品について述べましょう。

「ソーレディの歌:https://kakuyomu.jp/works/4852201425154919369


 こちらは所謂、人外×少女の短編ファンタジーなのですが、レビューの欄を遡ってもらうと、一つの区切りが昨年の六月である事が分かります。そこから一年近く、完全にこの作品はランキングに埋もれ、掘り出される事は無かった訳です。


「誰がためにイベはある」の項でも触れていますが、当時「文学フリマ」に因むイベントを主宰で立ち上げ、その結果規約違反で取り消しの憂き目に遭ったのです。しかして滑り込みで参加して下さった方にレビューを頂け、それから幾つかのイベに出る度に少しずつ星の数を増やしていきました。2016年の時点で30ちょいだったと記憶していますから、投稿から二年近く経ったここ半年で20少々増加したというのは、中々の快挙だと思います。


 尚、ここで予め申し上げて置きたいのは、決して相互評価などの暗黙の密約は無かったという事実です。こちらはイベに出す。気に入って下さった方にレビューを入れて頂く。もちろんコメントがあればそれに返す。せいぜいがその程度の関係性です。他にもイベントのテーマに沿う形で幾つかの作品をイベントに投げてみましたが、トータルで平均3〜5個程度は、星の数が増えたのではと感じています。




 ご存知の通り、カクヨムには宣伝や掲示板といった機能はありません。せいぜいがTwitterで告知するだとかその程度のお話ですが、そうなるとイベントも有力な選択肢には入り得るでしょう。登録から二年もすれば、作品の数もそれなりに増えてくる筈ですから、開催しているイベントの主旨に沿う形で、選んでいけば、ある程度の見返りは期待できるのではと。ただし筆者の察する限り、余り無理したゴリ押しは宜しくないように推し量ります。またどうやら、有利なのはサクッと読める短編のようです。(ヴェルトナハトの歌という作品も、12だった評価が倍の24にまで伸びました)


 イベントに参加している間はランキングへの反映がなされないとはいいますが、所詮は埋もれてしまった作品。もう一度浮上する機会があるのであれば、鼻から無理なランキングは捨ててしまって良いでしょう。むしろイベントや、新着レビューに惹かれてやって来て下さる、新しい読者の方々にこそ可能性を見出すべきなのではと思います。


 さて、そんな所でしょうか。取り急ぎ、データとして得られた部分を徒然としたためさせて頂きました。暫くはコミティア向けの新刊と、カクヨムで行われるコンテスト用の作品を書いて行ければと思います。然るべく作品にスポットライトが当たりますように。


 それではまた。

 かしこ。

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