決して悪い人ではないただのオタクだったこの人は救われる道がなかったのか。オタクの喜び、悲しみを正確に捉えた最初から最後まで目の離せない、切なくも素晴らしい作品。
基本的に書き専です!! 元々、趣味で原稿用紙に小説を書いていた者です。 主に百合系小説を書いております。 出来る限り淡々とした語り口にならないように気をつ…
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(160文字)
きっと共感したと言ってはいけないのでしょう。けれどこれ以上ない切なさとやり切れなさに胸が苦しくなるのは、自分にもそういう部分があったからなのだと思います。結末は肯定しません。でも、それならどうな…続きを読む
最初から最後まで、色眼鏡をかけずに一人の男を見つめ続ける、ある人物の独白。典型的なデファクトスタンダードであるキャラを含め、物語の情景がありありと想像でき、少ない文字数も相まって、最後まで一気に読…続きを読む
彼は確か、実際のところ、それほど熱心なファンでも無かった様な気がしますね。 人形の見つめる男の様な人には、本当はテロも起こせないこと。 分かっているから、搾り取られていくのでしょう。 働…続きを読む
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