饗庭淵氏特有の感慨無量SF

ドアの運用発想はとても面白い。特に”地球の自転・公転エネルギーを利用する”、ここ好き!
一番好きのは終章、一章共にリング皮肉悲劇になった。
この未来エンディングの後味がいい、あるいは悪い?なぜ人間はいつも同じ過ちを繰り返す、最悪の未来でも平和を探す人間はいつもいる、とか思いませる。

少し残念のは、未熟の点がある。ストーリーはちょっと長いすぎる、特に日本開発妨害のパート。ドア大戦も、小さいパート描写はよいが(3-4の巨大原潜)、全体的にはやはり長いすぎる。最大の欠点は人物の性格描写不足と思います。クリスも崎島も、最後までも印象は薄い。

最後のは。リサ、アキラ、崎島との関係をもと明確に描写したほうがいいと思います、わたしの推理は、リサとアキラのデータ(魂)はオリジナルドアに入っていた、インタフェースで崎島に影響する。