手軽に読めるライトノベルというよりは、児童文学の方が近いかなと思いました。 描写や展開が丁寧で、これからどう繋がっていくのかわくわくしています。 ちょっと大人に近づいたようで、まだまだ子どもな三人組が可愛いです。特にイザベラちゃん。可愛いです。大好きです。
登場人物全員の個性が、登場してまもなく、とても伝わってきます。かと思えば、読み進んでいくと新たな一面も見えてきて、親しみが湧きます。さらに読み進んでいくと、「彼らはこの先どうするんだ?」と思わされる展開が私を待っていました。加えて、ある登場人物の台詞――人の変化についての台詞――が、私の信条の一つと一致していて、かつ、自然な流れの中で書かれていたので、共感を覚えました。続きも楽しみにしています。