展開と言葉の快楽
- ★★★ Excellent!!!
ロボ、メカもの、ミリタリーモノのSFとして説得力のあるジャーゴン、用語、メカニズムに酔いしれ、「こうあって欲しい」と言う理想通りの展開に絶頂。
やっぱり、火器を使うなら何れくらいの威力か何れくらいの発射レートかとか、メカが駆動するならどの部位がどのように動いてるのか、そういう描写は欲しい訳で、そういう描写にくすぐられるわけですよ。
本作品はそれが満載。もちろんフィクションなりのケレンや大法螺はあるでしょうけど、大事なのは説得力。
絵で表現出来る漫画と違い、小説で「スゴい級のエンジンがスゴいパワーを出す」みたいなことやられると興ざめなわけで。
そして展開の方も気持ち良い。
ネタバレを避けるため雑な喩えを出すと、人質を取られて云々、と言うダルい展開になること無く、そもそも取られる前に相手をぶん殴る。そんな感じ、実に気持ちが良い。
得に物語のターニングポイントとなる場面での選択は兎に角痺れた。
ロボットアニメや漫画の「銃夢」が好きな方に是非おすすめしたい本作、オススメです。
…頻出するセクハラ要素だけは人を選ぶかも。