空を駆ける鋼鉄の鳥

 『震電』から始まり、『P38』『スピット』『零戦』『二式水戦』『流星』『PBY』『B29』『紫電改』『烈風』『赤とんぼ』『ツバメ』『P51』『晴嵐』『秋水』ざっとこんなもんかな?
 様々な航空機が出てくる。登場機体にそこまでの共通性はなく、多分作者の趣味。日本機に関しては、海軍モードだから、海軍機オンリーなんだろうが。

 この物語は、死んだと思われていた兄に、劣等感を抱く主人公が、DF世界での出来事や、相方との経験で、最終的に兄を超える。そんな感じのだが、個人的には、航空機たちの方へ視線が行ったので、そっち方面で思ったことをいくつか。

 航空機の細かい解説はとっても良き、正確な情報で、とても分かりやすかった。
空戦描写については、少し無茶ではないか?と思うこともあったが、まあゲームだしな、という形で納得できる程度。

 航空機が好き、もしくは、戦いながら主人公が成長していく物語が好き、という人なら楽しく読めると思う。

ps、もしかしてエスコン0好きだったりします?