最後まで一気に読みました。こんな風に伏線を活かしてくるとは思わなかったので、やられた!って感じです。各話の終わりが次の話の冒頭にも繋がるとか、細かいとこで唸らされましたね。最後はダメ人間への応援歌?みたいに思えて、個人的にグッときました。
しゃべる宝珠に旅の女剣士、小心者な盗賊に陽気な賞金稼ぎに街のヤクザ、それぞれの視点、それぞれの立場でお話が展開する群像劇です。 群像劇なので当たり前ですが、登場人物が多いし視点がころころ変わりま…続きを読む
この作品は、架空の町エカトールに集うアウト・ローたちが起こす騒動の悲喜交々を、軽妙で小気味よい筆致で描いた群像劇です。 本作品の最大の特徴は、頻繁に行われる視点変更の妙にあるといえるでしょう。…続きを読む
ファンタジー、武侠小説、そしてウエスタンの要素までを詰め込んだ舞台設定が魅力の、極上のコメディ。多視点から語られる文章も軽妙で、作者の小説技巧の確かさが感じられる。 特に、悪役二人の掛け合いは抱…続きを読む
勿論いい意味で。しかも、それが適当でなくちゃんと作中で回収されるのだから素晴らしいったらない。群像劇になのも個人的に好きです。
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