すげー長い補足(メンヘラについて思うこと等々)
適当に元カレたちのことをA~Eと名づけたものの、
さすがにややこしいかなと思ったので、簡単な補足説明。
読まなくても生きていけます。
A男:18歳で付き合った初彼氏。専門学校の同期。確か1コ下だった。
最初で最後の年下彼氏。私が愛想を尽かし、クリスマスに別れた。AB型。
B男:19歳から21歳まで、約3年間と一番長く付き合った人。専門学校の同期。
妹のチクりにより、別れることに。一緒にいて一番楽だった。同い年。B型。
C男:23歳~25歳くらいまで付き合った。私がボイトレ通ってた教室の、
ギター教室の講師だった。って書いたら分かると思うが、ギタリスト。
略奪愛。
同棲するも、私のメンヘラ度合に耐えられず、別れを告げられる。A型。
D男:25歳~27歳くらいまで付き合った。9歳年上。
C男が加入していたバンドのベーシスト。A型。
大人だと思っていたが、いま思えばかなり子供っぽいところのある人だった。
やっぱり
最初に別れ話をしてきたのは向こうだが、最終的に私が同棲を解消。A型。
E男:27歳頃。付き合ってはいないが、5ヵ月くらい?頻繁に会っていた。
元バイト先の先輩バイト。1コ上。A型。ベーシスト。
私は自分でも不思議なほど、音楽やってる人に惹かれるらしい。
D男に浮気がバレたとき、塩対応だったので私が冷めて自然消滅。
J:現夫。27歳の後半から付き合い始め今に至る。
E男の音楽仲間だった。1コ上。A型。ギタリスト。
E男と3人で飲んだ時、私に興味はあったがE男の手前絡めず、
E男から終わったと聞き連絡をくれた、ちゃっかり者。
今は正社員でライター業務、ギターは趣味で続けている。
優しい。面白い。言葉や文章のセンスがすごい。
いつかJ語録をまとめて本を出したい。
深く関わったのはこのくらい。少ないような多いような。
一度付き合うと、それなりに長く続くから逆に厄介だった。
メンがヘラると分かっても、この子は俺が変えてやる…!とか、
俺がいないとダメなんだ…!と思わせて、最終的に後悔させる悪逆非道な私。
貞操観念も緩く、基本隙だらけなので、相手任せでホイホイついていった。
(もちろん、私がないわーと思ってる人には絶対に隙を作らなかったけど←)
で、なんだかんだ付き合い、同棲までさせて、やっぱり無理、と。
我ながら、ひどい女だな。いや、お互い様か。
Jに出会えて本当に良かった。
さて、なんでこれを書くかというと、人との縁は不思議だな、って話で。
A男と付き合ってる時にB男に告白され、B男と付き合って別れなければ、
C男に話を聞いてもらう事もなく、付き合うこともなかった。
C男と付き合って別れなければ、D男と付き合うこともなかった。
D男と同棲して職場を変えなければ、E男と出会うこともなかった。
E男と出会うことがなければ、夫となるJと出会うこともなかった。
ほら不思議。
だから、今まで付き合ってきた人との出会いは無駄じゃなかったんだなぁ、と。
辛いこと、悲しいこともあったけど、楽しかったり、世界が広がったりもした。
別れる時は死ぬほど苦しくて、もう人と付き合いたくないと思ったりもしたけど、
やっぱり一人で生きていけるほど強くはなれなくて。
少しずつ、自分のパターンを見直して、理解して、相手に伝えるようにした。
結果、それで相手が無理、となったらやっぱり別れたけれど、
Jは受け入れてくれた。全部ひっくるめて、好きでい続けてくれた。
Jが音楽活動を続けていたり、もっと忙しくて余裕ない人だったりしたら、
また結果は違ったかも知れない。
でもJは、できるだけ私に合わせようとしてくれた。
それが物凄く嬉しかったし、そんなJに無理させたくなかったから、
一緒にいたい時でも、我慢して一人になることもできた。
メンがヘラっている時には、当たり前のことが当たり前にできなくなる。
ちゃんと朝起きる。仕事に行く。ご飯を作る。食べる。
生理だったり気圧の関係だったり、あるいは理由が思い当たらなくても、
体調が悪くなったり、気分が落ち込む日もある。
Jも一時期、自分が居ても元気になってもらえないんだ、役に立たないんだ、
自分じゃ私のことを幸せにできないと、自尊感情の低さ丸出しになることがあった。
そのとき私は、「そうじゃない」「気持ちがコントロールできなくて泣き止めない」
「ごめん」「あなたが必要なんだ」と、心で叫んでいた。
でも感情が爆発していると、それを言葉で、うまく伝えられない。
だから冷静になったとき、私は本当はこう思ってるよ、と伝えるようにした。
感情的になっていると、お互い意地になって本心と違うことを口走ってしまう。
そうなると、あとで後悔する。
別れたいわけがない。嫌いになったわけがない。
ただ悲しい気持ちを持て余して、理由を言葉にできなくて、ぶつかる。
でも完全に理解できなくったって、一緒にいることはできる。
むしろ、完全に理解できている、と思い込む方が危険だ。
他人なんだから。
って、これどこかで読んだか見たフレーズなんだけど←
自分は自分。相手は相手。
その境界線が見えるようになっただけ、進歩したな、と思う。
自分にも言い聞かせたいから書くんだけど。
境界性パーソナリティー障害の人は自尊感情が低い人が多いから、
ほんの小さなことでも、自分を誉めてあげるといい。
当たり前なことでも。当たり前じゃなくなる時があるから。
朝起きられた。
昼や夕方、夜だったとしても、布団から起きられた。
ご飯食べられた。洗濯できた。掃除できた。ご飯作れた。
散歩できた。人と話せた。絵を描けた。文章書けた。
1時間だけでも、1日だけでも、アルバイトできた。
私は鬱病ではなかったけど、なりかけた事もあった。
外に出るのも、ご飯を食べるのも、何をするのも億劫になって、
笑えなくなって、常に死ぬことしか考えられなくなった。
生きる希望が、目的が、何もない、絶望。
でも、なんとかその状況を変えようと、あがいた。
めちゃくちゃ惨めに、格好悪く、もがいて、逃げて、
時には優しくしてくれた人との関係も拒んで、切り捨てて。
生きるのに、必死だった。
自傷しても、死ねるなんて思ってなかった。
死ぬために自傷するわけじゃない。
その時の感情の波を、苦しさや悲しさを鎮めたくて、切っていた。
まぁ鬱っぽくなってた時やパニック状態の時は、
「これやったら死ねるかな」とかも考えたけど、
実行には移せなかった。移さなくて、良かった。
自分の気分や気持ちにムラがあることも、
落ち着いたら後悔することも、理解してやっていた。
できるだけ傷が残らないように、
でも気持ちが落ち着く程度に、自傷していた。
自傷行為をする理由は人によって色々らしいけれど、
私の場合は、感情を鎮める為だった。
きっかけはその時の彼氏との喧嘩がほとんどで、
感情が爆発しても相手や物にあたることができない時、
傷つけたいという衝動が自分に向かう。
自分が悪い。全部自分が悪いんだ。だから傷つけていい。
そして自傷をすると、途端に冷静になる。
なんであんなに悲しかったんだ?怒ってたんだ?と。
加減して切れているんだから、まだマシなメンヘラだったと思う。
頻繁に休む事はあったものの、かろうじて、ニートにはならずにきている。
自傷して心身ともにボロボロになりながらも、バイトには行っていた。
しょっちゅう休むけど、来れば真面目だし明るい性格のように見える。
クビにならないようなキャラ作りをしていた。常に辞めたかったけれど。
私は自分の為に、求人は緩そうな会社を選んで探してしまう。
私のような軽度のメンヘラは、多少ハードルを上げるべきなのかも知れないけれど、
全く行けなくなるのが怖くて、週3日でも続けられそうな職場を選んでしまう。
本当はもっと稼いで、Jや周りの人にお礼がしたい。
猫2匹も、自分の収入で、責任もって育てたい。
自分の働き方、稼ぎ方を模索中。
メンヘラや鬱病の人は、とにかく陽の光を浴びたり、
外に出ることが大事だと言われるが、分かっていてもできなかったりする。
私もうっかりすると、休みの日に一日家に引きこもってしまったりする。
外出は好きだが、一人で出歩くのではなく、
好きな人や友達と外食したり、イベントに行くなら、というレベル。
家の近所を散歩して何が楽しいんだろう、と思っていた。
が、散歩然り、体を動かすのは本当に大事だと、今なら言える。
そんな気力も、行きたい場所もない、という日もある。
健康的な食事を、頻繁に作ったり食べたりもできていない。
でも、まずは小さなことから。一歩ずつ。
ハードルを、とことん下げる。
散歩をしよう、と思ったら、靴を履くだけで自分を誉める。
そのあと、一歩でも外に出られたら、また誉める。
近所で買い物したりカフェでお茶でも出来たら、花丸レベルで誉める。
誰かと比べたらキリがないから、比較はしない。
周りがどうとかじゃなく、いま自分が出来ること。
それだけを考える。出来ないことじゃなく、出来ることを数える。
そして、出来ることを増やしていくだけ。焦らず。
幸いにも、いま私は自分だけじゃなくJにも誉めてもらえるから、
最近はめっきり調子が良い。
お互い誉めあって、自尊感情を高めあえていると思う。
でも、私もJも、いつも元気なわけではないから、
調子が悪い時にはそれを「やり過ごす
どちらかの元気がなかったら、できる範囲でフォローする。
気分がイマイチだったら、無理して一緒にいないで、一人の時間を作る。
そしたら、絶対また元気になって、一緒にいたいと思えるし、
良い気が廻ってくる。
周りに、あなたのことを否定する人がいるなら、
その人からは一刻も早く離れた方がいい。
私は実の親に人格を否定されて、しんどかった時期がある。
「思いやりがない」「夢を追わないならさっさと正社員になれ」等々。
親も親なりに、私の今後の人生を心配したのだと思う。
恋人はしょっちゅう変わるし、たいした活躍もせず声優も勝手に辞めるし。
親は私に財産を残せないから、なんとか自立して欲しかったんだと思う。
経済的にもそうだが、何より精神的に。
それを表現するのには、いささかハードな言動が多かったけど、
なんだかんだ親は私を甘やかしたし、
私も親に甘えてしまったから、これまたお互い様だったんだと思う。
金銭的な援助や、猫の世話を頼んだ事もある。
両親はいまも仲良く元気にやっているし、結婚も祝福してくれた。
それだけで十分だと、いまは思える。
あの汚い家では一緒には暮らせないけれど。
メンヘラになる人には、親(特に母)との関係性に問題がある人が多いらしい。
それは、ちょっと心当たりがある。
ある時期から、私は母親に甘えられなくなった。
身体が弱いのに酒飲みでヘビースモーカー、
酔って転んで目の前で何針か縫う怪我をしたこともある。
情緒不安定な、危なっかしい女性だと思ってしまったから、怖かった。
父は優しいが、頼りになるかと言われると、微妙だった。母第一だったから。
私は、本当は母に抱きしめて欲しかった。
父には頻繁に抱っこしてもらっていたと思うが、
母になると途端に思い出せない。
論理的な解決策を教えて欲しいんじゃない。
厳しい言葉も、金銭的な援助もいらない。
ただ、何も言わず話を聞いて、抱きしめて欲しかった。
それだけだった。
もし、いま子育てで悩んでいる人がいたら。
一回、何も考えず、子供を抱きしめてあげて欲しい。
子供も自分も、安心できると思う。
愛情は言葉だけじゃなくて、行動でも示してあげて欲しい。
少なくとも、私はそうして欲しいと思っていた。
親に愛されたい。ここに居ていいんだと、安心したかった。
子供は、親を選べない。
生む覚悟をしたのなら、どんな状況だろうと、
最後まで、子供への愛情だけは見失わないで育てて欲しい。
親だって完璧じゃないから、間違う事もあると思う。
強く叱ってしまったり、理不尽な我慢を強いてしまったり。
でも、
欲しい物を買ってあげられなくったって。
旅行に連れて行ってあげられなくったって。
大学に行かせるだけの余裕がなくったって。
その子の人格を認めて、好きに生きる自由を与えて、
自分は何があっても子供を愛している、信じていると示してあげていれば。
自分はここに居ていいんだと、子供が感じられさえすれば。
その子はきっと、自分に自信を持って生きられると思う。
場合によっては、離婚したって、再婚したっていい。
合わない相手と無理して暮らし続けたら、その方が悪い場合もあるだろうし。
ただ、その衝撃をフォローできるくらい、子供を愛してあげて欲しい。
この両親(片親だったとしても)で良かったと、思ってもらえるくらいに。
もしも両親がいないという人がこれを読んでいたら。
とにかく全力で自分を好きになって、大切にしてあげて欲しい。
可能なら、自分を肯定してくれる人を探し出して。
誰か一人にでも認めてもらえれば、俄然世の中が生きやすくなる。
趣味や仕事等、何かに生きがいを見いだせるなら、それでもいい。
自分の居場所を自分で作れるなら、どう生きようと全く問題ない。
それが難しいなら、居場所を一緒に作ってくれる人を探そう。
私はJに出会えた。
あなたが出会えないなんていう確証は、どこにもない。
見えていないだけかも知れない。
視点を変えたら、見えてくるものもあるかも知れない。
どんなに泣いても、辛くても、笑って、生きよう。
脱線しまくったけど、細かい事はともかくとして、
子供に対して心から「一生お前の味方だ!愛してる!」と言える。
それが、私の理想の両親像。
補足なのに長すぎorz
私はJと2匹の猫のこと、生涯愛し続けるよ!
ジジョデン(仮) nico @nico
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