都市伝説系怪談とプロレスの融合!どっせい!楽しいものを書きなさる。
怪奇譚+巫女+プロレス!?圧倒的な発想の勝利。そして設定を生かす構想力、軽妙な文章力。是非このまま突っ走って欲しい快作!
護摩を焚き、真言を唱えるなどもう古い。 法具や刀、呪符など無用の長物。持ち込んだら反則になってしまうかもしれない。 必要なのは四角いジャングルと倒すべき怪異のみ。あと結界という名のリングを設営する人手も。 あとは不要。己の肉体こそが唯一にして最強の武器。 それが今時の巫女さんが行う退魔術! プロレスではない! 誰がなんと言おうと、魑魅魍魎を打ち払う退魔の技だ!
巫女とレスラー、そんなシンプルな長所を持つ、たいへん読みやすい作品。主人公も「妹思いのいいお兄さん」という感じで、なかなかに共感しやすい。ストーリーラインも簡潔で、スッと理解することができる。だがまあ、細かいことはさておき、ボクっ娘ブーツ巫女レスラーの御子内或子(みこないあるこ)さんのキャラはすごくいいと思うので、俺は連載の続きも期待するから、レビューを見た人も、まずは読んでみるのがいいぞ!!読まなきゃ必殺、延髄切りだ!